出所元不明であったり、利用してみたいけど不安のあるような実行ファイルを、ドラッグ&ドロップで解析できるソフトです。
解析できる項目は、ヘッダーやバージョン情報、マニフェストと多彩に用意され、「VirusTotal」によるウイルススキャン結果も取得、利用できます。
解析した結果は、XML 形式で保存にも対応してます。
※ 非商用利用に限り無料で利用できます。
※ 解析結果の XML 出力など、一部機能は Pro 版のみの機能となります。
※ 解析結果の XML 出力など、一部機能は Pro 版のみの機能となります。
pestudio の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトへアクセスし、「free」項目下の「Download pestudio」ボタンをクリックし、表示されたページで「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(pestudio-9.59.zip)を解凍し、pestudio.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
ファイルを解析する
- をクリックして EXE(実行形式)ファイルを選択するか、本ソフトのメイン画面にドラッグ&ドロップします。
- 解析を開始します。
少し待つと、解析結果が表示されます。
画面左側のツリー状に表示された項目をクリックすると、詳細を表示できます。
解析結果の見方
主な解析結果の意味は次の通りです。- indicator
解析対象ファイルの概要情報。インポートされるライブラリ数や、内部で使用されている画像ファイル数などを表示 - virustotal
「VirusTotal」でのウイルス診断結果を表示。
画面左側の「virustotal」上で右クリックすると、Web ブラウザーで「VirusTotal」の解析結果ページを開くこともできる - dos-header
DOS のサブルーチン情報(ヘッダー) - dos-stub
DOS のサブルーチン情報(スタブ) - file-header
実行ファイルのヘッダー情報 - optional-header
ヘッダー情報の付加情報 - directorys
実行ファイル内のディレクトリ情報 - sections
実行ファイルのセクション毎の開始アドレス - libraries
実行ファイル内で使用されているライブラリ情報(dll)の一覧 - imports
実行ファイル内で使用されているライブラリ内の関数情報 - exports
実行ファイル内で外部使用されるライブラリ内の関数情報 - tls-callbacks
Thread Local Storage(TLS)コールバック関数情報 - resources
実行ファイル内のリソース情報 - strings
実行ファイル内の固定文字列情報 - debug
実行ファイル内のデバック情報 - manifest
実行ファイル内のマニフェスト情報 - version
実行ファイルのバージョン情報 - certificate
実行ファイル内の各種証明書情報 - overlay
実行ファイルのオーバーレイ情報
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 9.59 (2024/07/05)
- 署名処理の拡張
- インポート検出の拡張
- エポックによるタイムスタンプの拡張
- インジケーターの拡張
- リソース検出における重要なバグの修正
Version 9.58 (2024/02/03)
- Virustotal レポートを取得するときの問題を修正
- ライブラリ検出時のバグを修正
- インジケーターを拡張する
Version 9.57 (2024/01/08)
- XML レポートのバグを修正
- ライブラリ検出のバグを修正
- リソース文字列テーブル処理のバグを修正
- 一部のリソースで発生する無限ループを修正
- 言語フラグの切り替えを追加
- 証明書検出の拡張
- メッセージテーブルの検出を拡張する