連番の追加、ID3/MP3 タグの利用、文字の追加/置換/除去などの様々な方法による高度なリネームが可能なソフト
Advanced Renamer
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- 寄付歓迎
複数のファイル名/フォルダー名をまとめて変換できるリネームソフトです。
14つ用意された「リネームメソッド」を用いて連番の追加や振り直し、ID3/MP3 タグの追加、イメージタグ/ビデオタグ/GPS 位置情報、チェックサムなどを追加したり、任意の文字の追加/置換/除去/順番の入れ替えなどをしたり、エディターを編集するように柔軟なリネームを行ったり、属性やタイムスタンプの変更を行ったりできます。
リネームを間違えてしまった場合でも、「元に戻す」機能から元に戻すことが可能です。
- 提供元:
- Kim Jensen
※ 個人の家庭での使用に限り無料で利用できます。
Advanced Renamer の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、上の「Download now!」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、下の「Download now!」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ Microsoft Store 版はこちらからダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(advanced_renamer_setup_3_95_4.exe)からインストールします。
インストール
使い方
初期設定 - 表示言語の選択
本ソフト起動時に「Select Language(言語選択)」画面が表示されます。「Japanese」を選択すると日本語で利用できます。
初回起動時 - 表示言語を選択
※ 「Japanese」を選択しそこなってしまった場合は、メニューバーから「Program」⇒「Settings」とクリックして言語変更可能です(ソフトの再起動が必要になります)。
ファイル名を一括リネームする
写真ファイルの GPS 情報から、都道府県名+連番のファイル名へリネームする例を紹介します。- リネームしたいファイル、またはリネームしたいファイルを含むフォルダーをメイン画面右へドラッグ&ドロップすると、ファイル名がリスト表示されます。
※ またはツールバーの「Files」または「Folders」から追加します。 - メイン画面左の「リネームメソッドの設定」下の ボタンをクリックしてリネームメソッド(リネーム方法)を選択します。
ここでは「新しい名前」をクリックします。 - 「新しい名前」の小ウィンドウが表示されます。
次のデフォルトタグが用意されています。
- Inc Nr … 連番(1, 2, 3, 4, ...)
- Inc NrDir … 連番(1, 2, 3, 4, ...)/フォルダーごと
- Inc Alpha … 文字の連番(A, B, C, D, ...)
- Name … ファイル名
- Ext … ドットを除いた拡張子
- FolderName … フォルダー名
- Num Files … フォルダー内のファイル総数
- Num Dirs … フォルダー内のフォルダー総数
- Num Items … リスト内のファイル総数
- Word … ファイル名のインデックス付き単語
リネームメソッド - 新しい名前
タグをクリックすると「新しい名前」下のテキストボックスにタグが追加され、画面中央の「新しいファイル名」にリネーム後のファイル名が表示されます。
「<Inc Nr>」をクリックすると、「01.jpg, 02.jpg, ...」のように連番のファイル名に変換されます。 - 連番だけだとファイル名としてわかりにくいので、ここでは写真の GPS 情報を利用したファイル名を設定します。
「新しい名前」下のテキストボックス下の をクリックして「GPS」をクリックします。 - 「GPS - State」をクリックすると、写真が撮影された都道府県がファイル名に設定されます。
先ほどの「Inc Nr(連番)」と組み合わせて、間にハイフン(-)を追加すると、「(都道府県名)-(連番)」のファイル名となります。
※ スクリーンショットでは Aichi-01.jpg, Aichi-02.jpg, ... となります。
※ メイン画面左上の「新しい名前」下のテキストボックスに「<GPS State>-<Inc NR:1>」と入力すれば OK です。 - 実際にファイル名をリネームするには、画面右上の「Start batch」ボタンをクリックします。
- 「リネームを開始」画面が表示されるので「実行」ボタンをクリックします。
「Start batch」ボタンをクリックしてリネームを開始
- リネームが終わると「進捗」画面のインジケーターが最後まで進むので、画面右上の「×」ボタンをクリックして閉じます。
リネームを開始 - 実行ボタンをクリックしてリネーム実行
リネームを元に戻す
本ソフトで実行したリネームを元に戻します。- メイン画面右下の「一括処理を元に戻す」ボタンをクリックします。
※ メニューバー右にある「一括処理を元に戻す」でも OK です。 - 「元に戻す」画面が表示されるので、画面左の日時から元に戻したいジョブを選択すると、リネームを実行した内容が表示されます。
- 画面右下の「リストを元に戻す」ボタンをクリックすると、リネームを元に戻す処理を行い、完了すると「リネームのアンドゥに成功しました」ウィンドウが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
エディターを編集するようにリネームする
ちょうどよいリネームの条件指定がわからないけど、どうにか簡単にリネームできないものか。そんなときに有効な、エディターを編集するようにリネームする方法があります。
メイン画面左の「リネームメソッドの設定」下の ボタンをクリックしてリネームメソッド(リネーム方法)から「リスト」を選べば OK です。
「入力リスト」ボタンをクリックするとファイル名が読み込まれるので、そこを編集してリネームできます。
※ 同じファイル名となってしまう場合はエラーとなります。
ファイル名を一括置換する
ファイル名を一括リネームすると同じ手順です。メイン画面左の「リネームメソッドの設定」下の ボタンをクリックしてリネームメソッド(リネーム方法)から「置換」を選べば OK です。
複数の条件を指定して置換する
メイン画面左の「リネームメソッドの設定」下の ボタンをクリックしてリネームメソッド(リネーム方法)から「リスト置換」を選べば OK です。「追加」ボタンをクリックして置換条件を複数個追加できます。
リネームメソッドの種類
メイン画面左の「リネームメソッドの設定」下の ボタンから、次のリネームメソッドを利用できます。リネームメソッドを複数組み合わせて利用することも可能で、「適用箇所」を名前のみ、拡張子のみ、名前と拡張子、から選択可能することもできます。
- 新しい名前
連番、インクリメント文字(A,B,C,D…)、ファイル名、拡張子、ディレクトリ名、ID3/MP3 タグ、画像タグ、イメージタグ、作成日時/更新日時、ビデオタグ、GPS 位置情報、チェックサム(MD5/SHA-1/SHA-256)などから新しく名前を設定できます。 - 新規作成
すべて大文字/小文字、先頭だけ大文字/小文字、大文字小文字を逆転などの設定が可能です。 - 移動
- 移動始点(移動開始位置:何文字目を移動するか)
- 長さ(何文字を移動するか)
- 移動先(移動先位置:何文字目へ移動するか)
- 除去
- 除去数(何文字を除去するか)
- 開始まで(何文字目から除去するか)
- パターン削除
「パターン」に指定した文字を削除します。
例えば「7」と入力した場合、ファイル名に 7 が含まれていれば 7 を削除したファイル名にリネームします。 - 番号の振り直し
連番等のファイル名に数字が追加されている場合は、あらためて連番を振りなおします。 - 置換
- テキストの置換(置換前の文字)
- 置換文字(置換後の文字)
- 追加
- 追加(追加したい文字)
- インデックス(挿入したい場所)
- リスト
エディターにて入力してファイル名を変換します。 - リスト置換
「追加」ボタンをクリックして複数パターンを置換できます。 - 入れ替え
指定した区切り文字を境にファイル名の位置を入れ替えます。
例えばファイル名が「IMG_6971.jpg」の場合、区切りに「_」を指定すると、「6971_IMG.jpg」となります。 - クリーン(トリム)
- 文字のトリム(削除したい文字)
- 属性
各属性の設定が可能です。
- アーカイブ
- 読み取り専用
- 隠し属性
- システム
- タイムスタンプ
- 作成日時
- アクセスした日付と時間
- 更新された日付と時間
- 作成日時
- アクセスした日付と時間
- 更新された日付と時間
- イメージの作成日時
- 絶対日時(任意の日時を指定)
- 日付と時間(デルタ)
- テンプレートファイル名(Year-Month-Day というファイル名の場合)
- テンプレートフォルダ名(Year-Month-Day というフォルダー名の場合)
- スクリプト
スクリプトを利用したリネームが可能です。
更新履歴
Version 3.95 (2024/04/15)
- 新しいプログラムアイコン
- 新しいステータスバーのレイアウト
- Windows エクスプローラーの [ファイル プロパティ] ウィンドウに表示される値をより適切に反映するために、撮影日画像の EXIF メタデータが変更されました。 これが新規インストールのデフォルトの動作になりました
- <Img Author>、<Img Copyright>、<Img Subject>、<Img Title> にフォールバック値を追加しました。
- jpegメタデータが複数回抽出される問題を修正
- 自動テストがオフの場合にメニューにテスト名ボタンが追加されました
- 設定ウィンドウ: 新しいオプション「ファイル情報パネルに画像プレビューを表示」、デフォルト: オン
- 最終結果パネルの外観を水平方向に変更しました
- 起動時にアクティブでない場合、再起動前にフォルダー パネルのサイズを変更できない問題を修正
- Windows のデザイン ガイドラインに合わせてプログラムのフォントを変更しました
- ExifTool と統合する際の UTF-8 文字のサポートの向上
- オーディオベースのタグと列の名前が ID3 または ID3/MP3 から Audio に変更されました。 古いタグ名は下位互換性のために引き続き機能します
- 名前の一貫性を高めるために、<DirName> タグの名前が <FolderName> に変更されました。 古いタグ名は下位互換性のために引き続き機能します
- タグ <Exe ProductVersion> の名前が <Exe Version> に変更されました。 <Exe VersionMajor> と <Exe VersionMinor> も追加されました
- 右クリックメニューの特別なプロパティによって項目を削除する機能。 新しいオプションは、「変更されていないアイテムを削除」、「マークされていないアイテムを削除」、および「パターンで削除」です。
- 「パターンによるマーク」とそれに相当するものを使用する場合、パターン マッチングにアスタリスク (*) が使用されていない場合、パターンは正確に一致する必要がありました。 何も使用されていない場合、パターンの前後にアスタリスクが自動的に追加されるように変更
- ファイル情報パネルを素早く表示および非表示にするボタン
- 名前衝突ルールによりファイル名が変更された場合の新しい情報エラー コード
- パターンにアスタリスクを追加しない場合のパターンによる削除のバグを修正しました
- ファイルを追加すると、最後の結果パネルは自動的に非表示になります。 ステータスバーに最後の結果パネルを切り替えるボタンを追加しました
- 閉じたパネルを開いたときに、選択した項目のファイル情報パネルにデータを表示します
- 一部のコントロールは高解像度ディスプレイでは正しく拡大縮小されませんでした
- リストを .txt に保存すると、プログラムはエンコードに UTF-8 を使用するようになりました。
Version 3.94 (2024/02/07)
- 実行可能ファイルからメタデータを取得するための新しいタグ: <Exe Product>、<Exe ProductVersion>、<Exe FileVersion>、<Exe Company>、<Exe description>
- 新しい設定 (プログラム タブ): メニュー サイズ。値は、ノーマル、コンパクト、またはスーパーコンパクトです。デフォルト: コンパクト
- 新しい設定 (プログラム タブ): メニュー グループ名を有効または無効にします。コンパクトまたは通常のメニュー サイズ設定を使用する場合、より最小限のユーザー インターフェイスを実現するためにグループ名を無効にします
- ヘルプ ボタンのレイアウトが変更されました
- メニュー ボタン「ユーザー ガイド」をヘルプ ドロップダウンに移動しました
- メニューの高さと幅を縮小しました
- スーパー コンパクトと通常の間でメニューを切り替えますメニューの小さなボタンで /compact
- メソッド リストではマウス スクロール ホイールが機能しませんでした
- リストビューの列のサイズを 0 ピクセル幅に設定することを許可しません
- タイムスタンプ メソッド: オプション「ディレクトリ名パターン」の名前が「親フォルダ パターン」に変更されました
- ランダム表示のバグを修正するために、置換リストのレンダリング方法を再設計
- 設定ウィンドウ: 最初のページは、環境ではなくプログラム タブになりました
- アップグレード メッセージと「開始のヘルプ」はウィンドウの下部に移動
- アップグレード メッセージは表示されませんでしたダークテーマで期待どおり
- メインウィンドウのデフォルトサイズが広くなりました
- 「クイック追加方法」パネルでは、状況によっては一部のボタンが正しく配置されず、一部が表示されなくなりました
- さまざまな小さな視覚的な変更と最適化
- 設定ウィンドウ: 削除オプション: 「クリアリストの確認」
Version 3.93 (2024/01/19)
- 移動およびコピーのバッチ モードのフォルダー選択ウィンドウでは、ウィンドウの下部にボタンが正しく表示されませんでした
- フォルダー モードでは、ツールバーの [ファイルの追加] ボタンが無効になっていませんでした
- 設定ウィンドウで、構成場所を指定するときにエラーが表示される場合がありました変更されました
- List Replace メソッドでマウスのスクロールホイールが機能しませんでした
- メニューをウィンドウの上部に移動するオプションを追加しました。自動モード (現在はデフォルト) では、ウィンドウが狭すぎる場合、メニューは自動的に上部に移動します
- メニューの幅は少し狭くなり、プログラムが英語の場合はさらに幅が狭くなります
- 次のようにフォーマットされている場合にビデオの長さが正しく読み取られない問題を修正しました「10 秒」または「10.05 秒」
- ファイル情報パネルがより広い画面向けに最適化
- 矢印アイコンが明るい色に変更され、ダーク テーマでより見やすくなりました
- エディターがダーク モードのときの JavaScript の色の改善
- さまざまな修正と改善
- フォルダーパネルの「ファイルを表示」ボタンを修正
フィードバック
※ 本ソフトは 匿名ユーザー 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2021年09月13日)