クロスプラットフォームの CPU/GPU ベンチマークソフト

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Geekbench

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計測ボタンをクリックすると、システムのパフォーマンスを簡単に計測できるベンチマークソフトです。
ファイルの圧縮、ビデオ会議の背景ぼかし、写真から不要なオブジェクトの削除、SNS 用の画像のフィルタリングなど、各作業を想定したパフォーマンスを計測できるのが特徴です。
無料版では計測結果がネットに公開される形となります。

対応OS:
Windows 10 (64bit) 以降, macOS 11 以降, Linux (Ubuntu), iOS, Android
バージョン:
6.3(2024/04/11)
価格:
無料
提供元:
※ 個人利用に限り、無料で利用できます。無料版ではベンチマーク結果がネットに公開される形となります。

Geekbench の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(Geekbench-6.3.0-WindowsSetup.exe)からインストールします。

使い方

本ソフト起動時の画面

本ソフトを起動すると「Welcome to Geekbench 6.」画面が表示されます。
下記の内容が表示されます。
Welcome to Geekbench 6.

Geekbench 6 requires an active internet connection and automatically uploads benchmark results to the Geekbench Browser

Upgrade to Geekbench 6 Pro to enable offline use and unlock other features.
--
Geekbench 6 へようこそ。

Geekbench 6 はアクティブなインターネット接続を必要とし、ベンチマーク結果を Geekbench ブラウザーに自動的にアップロードします。

Geekbench 6 Pro にアップグレードすると、オフラインでの使用が可能になり、他の機能のロックが解除されます。
ここでは「Later(後で)」ボタンをクリックします。
※ 画面左下の「Do not show this message again」にチェックを入れると、今後本画面が表示されなくなります。
Welcome 画面

Welcome 画面



基本的な使い方

メイン画面では次の内容が表示されます。

System information(システム情報)
以下のシステム情報が表示されます。
  • Operating System … OS
  • Model … モデル
  • Motherboard … マザーボード
  • Memory … メモリ

CPU information(CPU 情報)
以下の CPU 情報が表示されます。
  • Name … 名前
  • Codename … コードネーム
  • Package … パッケージ
  • Base Frequency … 基本周波数
  • Maximum Frequency … 最大周波数

CPU Benchmark(CPU ベンチマーク)
現実世界のアプリケーションをモデル化したテストを使用して、日常的なタスクの CPU パフォーマンスを測定します。
「Run CPU Benchmark」ボタンをクリックして CPU ベンチマークが完了するまでに数分かかります。
※ ツールバーの CPU をクリックしても CPU ベンチマークを開始します。
CPU ベンチマークの計測

CPU ベンチマークの計測



結果はウェブで表示されます。
CPU ベンチマークの計測結果

CPU ベンチマークの計測結果


次のパフォーマンスも計測します。
  • File Compression … ファイル圧縮
  • Navigation … ナビゲーション
  • HTML5 Browser … HTML5 ブラウザー
  • PDF Renderer … PDF レンダラー
  • Photo Library … フォトライブラリー
  • Clang … クラン
  • Text Processing … テキスト処理
  • Asset Compression … 資産圧縮
  • Object Detection … 物体検出
  • Background Blur … 背景ぼかし
  • Horizon Detection … 地平線検出
  • Object Remover … オブジェクトリムーバー
  • HDR
  • Photo Filter … 写真フィルター
  • Ray Tracer … レイトレーサー
  • Structure from Motion … 動きから見た構造
※ スクリーンショットの計測結果の URL はこちら
CPU ベンチマークの計測結果 - シングルコア パフォーマンス

CPU ベンチマークの計測結果 - シングルコア パフォーマンス



GPU Benchmark(GPU ベンチマーク)
現実世界のアプリケーションをモデル化したテストを使用して、機械学習やコンピューター ビジョンなどの日常タスクの GPU コンピューティング パフォーマンスを測定します。
「Run GPU Benchmark」ボタンをクリックして GPU ベンチマークが完了するまでに数分かかります。
※ ツールバーの GPU をクリックしても GPU ベンチマークを開始します。
※ 計測前に OpenCL/Vulkan API の選択が可能です。
GPU ベンチマークの計測

GPU ベンチマークの計測



結果はウェブで表示されます。
GPU ベンチマークの計測結果

GPU ベンチマークの計測結果


次のパフォーマンスも計測します。
  • Background Blur … 背景ぼかし
  • Face Detection … 顔検出
  • Horizon Detection … 地平線検出
  • Edge Detection … エッジ検出
  • Gaussian Blur … ガウスぼかし
  • Feature Matching … 特徴マッチング
  • Stereo Matching … ステレオマッチング
  • Particle Physics … 素粒子物理学
※ スクリーンショットの計測結果の URL はこちら
GPU ベンチマークの計測結果 - OpenCL パフォーマンス

GPU ベンチマークの計測結果 - OpenCL パフォーマンス



更新履歴

Version 6.3
(2024/04/11)
  • Arm Scalable Matrix Extensions (SME) 命令のサポートを導入します。 Geekbench 6.3 には、Geekbench 6 機械学習ワークロードで使用される行列乗算カーネルの SME 実装が含まれています。
  • Horizo​​n Detection の実行ごとの変動を軽減します。 Geekbench 6.2 以前を実行している Android デバイスでは、Horizo​​n Detection は実行ごとに大きなばらつきを示しました。この問題は Geekbench 6.3 で修正されています。
  • OpenCLOn12を無効にします。 OpenCLOn12 により、最近のハードウェア (Intel Meteor Lake ラップトップなど) での起動時に Geekbench アプリケーションがクラッシュします。 OpenCLOn12 の根本的な問題が修正されるまで、OpenCLOn12 のサポートは無効になります。

Version 6.2
(2023/09/12)
  • ARM 上の Windows サポート
    Geekbench 6.2 では、ARM 上の Windows サポートが導入されています。Lenovo ThinkPad X13 や Microsoft Windows Dev Kit 2023 などの ARM ベースの Windows デバイスのユーザーは、Geekbench 6 を使用してシステムのパフォーマンスをベンチマークし、比較できるようになりました。ARM 上の Windows サポートは、 Geekbench 6 for Windowsの一部として含まれており、別途ダウンロードする必要はありません。
  • RISC-V サポート
    Geekbench 6.2 では、RISC-V ベースのシステムのサポートが導入されています。RISC-V は、オープンでカスタマイズ可能な命令セット アーキテクチャとして注目を集めています。RISC-V サポートの追加により、ユーザーは Geekbench 6 を実行して、この急速に進化するエコシステムにおける貴重なパフォーマンスに関する洞察を得ることができます。Geekbench 6.2 for Linux/RISC-V はプレビュー ビルドとして利用できます。
  • 履歴
    Geekbench 6.2 では、Android と iOS に履歴と比較機能が追加されています。これらの新機能は、ユーザーがデバイスのパフォーマンスを経時的に追跡および分析したり、Geekbench で他のデバイスと直接比較したりするのに役立ちます。
  • Geekbench 6.2 にはベンチマークへの変更が含まれていないため、Geekbench 6.2 のスコアは Geekbench 6.1 ベンチマーク スコアと完全に同等です。

Version 6.1
(2023/06/07)
  • Clang 16 へのアップグレード
    Geekbench 6.1 は、すべてのプラットフォームで Clang 16 を使用して構築されています。Geekbench 6.1 では、Geekbench の構築時に使用される最適化スイッチも改善されています。
  • ワークロード ギャップの増加
    Geekbench 6.1 では、ワークロード ギャップ (ワークロード間の一時停止) が 2 秒から 5 秒に増加します。ワークロード ギャップの増加により、サーマル スロットリングが最小限に抑えられ、Samsung Galaxy S23 などの新しいスマートフォンでの実行ごとの変動が減少します。
  • SVE 命令のサポートの導入
    Geekbench 6.1 には、いくつかの画像処理および機械学習機能の SVE 実装が含まれています。
  • AVX512-FP16 命令のサポートの導入
    Geekbench 6.1 には、いくつかの画像処理機能の AVX512-FP16 実装が含まれています。
  • 固定小数点演算のサポートの導入
    Geekbench 6.1 では、いくつかの画像処理関数の固定小数点実装が導入されています。Geekbench は、固定小数点演算を使用して、FP16 命令のないシステムにいくつかの画像処理関数を実装します。
  • マルチコアのパフォーマンスの向上
    Geekbench 6.1 は、特に 12 および 16 コアの AMD Ryzen、AMD Threadrippers、Intel Xeon などのハイエンド デスクトップ プロセッサ上での背景ぼかしおよび地平線検出ワークロードのマルチコア実装を向上させます。
  • これらの変更のおかげで、Geekbench 6.1 のシングルコア スコアは Geekbench 6.0 のスコアより最大 5% 高く、マルチコア スコアは最大 10% 高くなります。これらの方法論的な違いはスコアに少なからぬ影響を与えるため、Geekbench 6.1 のスコアと Geekbench 6.0 のスコアを比較しないことをお勧めします。

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