- バージョン
- 6.4
- 更新日
- 2025/01/28
- 対応 OS
- Windows 10 (64bit) 以降, macOS 11 以降, Linux (Ubuntu), iOS, Android
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料
計測ボタンをクリックすると、システムのパフォーマンスを簡単に計測できるベンチマークソフトです。
ファイルの圧縮、ビデオ会議の背景ぼかし、写真から不要なオブジェクトの削除、SNS 用の画像のフィルタリングなど、各作業を想定したパフォーマンスを計測できるのが特徴です。
無料版では計測結果がネットに公開される形となります。
※ 個人利用に限り、無料で利用できます。無料版ではベンチマーク結果がネットに公開される形となります。
Geekbench の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(Geekbench-6.4.0-WindowsSetup.exe)からインストールします。
使い方
本ソフト起動時の画面
本ソフトを起動すると「Welcome to Geekbench 6.」画面が表示されます。下記の内容が表示されます。
Welcome to Geekbench 6.ここでは「Later(後で)」ボタンをクリックします。
Geekbench 6 requires an active internet connection and automatically uploads benchmark results to the Geekbench Browser
Upgrade to Geekbench 6 Pro to enable offline use and unlock other features.
--
Geekbench 6 へようこそ。
Geekbench 6 はアクティブなインターネット接続を必要とし、ベンチマーク結果を Geekbench ブラウザーに自動的にアップロードします。
Geekbench 6 Pro にアップグレードすると、オフラインでの使用が可能になり、他の機能のロックが解除されます。
※ 画面左下の「Do not show this message again」にチェックを入れると、今後本画面が表示されなくなります。

Welcome 画面
基本的な使い方
メイン画面では次の内容が表示されます。System information(システム情報)
以下のシステム情報が表示されます。- Operating System … OS
- Model … モデル
- Motherboard … マザーボード
- Memory … メモリ
CPU information(CPU 情報)
以下の CPU 情報が表示されます。- Name … 名前
- Codename … コードネーム
- Package … パッケージ
- Base Frequency … 基本周波数
- Maximum Frequency … 最大周波数
CPU Benchmark(CPU ベンチマーク)
現実世界のアプリケーションをモデル化したテストを使用して、日常的なタスクの CPU パフォーマンスを測定します。「Run CPU Benchmark」ボタンをクリックして CPU ベンチマークが完了するまでに数分かかります。
※ ツールバーの 
をクリックしても CPU ベンチマークを開始します。


CPU ベンチマークの計測
結果はウェブで表示されます。
次のパフォーマンスも計測します。
- File Compression … ファイル圧縮
- Navigation … ナビゲーション
- HTML5 Browser … HTML5 ブラウザー
- PDF Renderer … PDF レンダラー
- Photo Library … フォトライブラリー
- Clang … クラン
- Text Processing … テキスト処理
- Asset Compression … 資産圧縮
- Object Detection … 物体検出
- Background Blur … 背景ぼかし
- Horizon Detection … 地平線検出
- Object Remover … オブジェクトリムーバー
- HDR
- Photo Filter … 写真フィルター
- Ray Tracer … レイトレーサー
- Structure from Motion … 動きから見た構造
※ スクリーンショットの計測結果の URL はこちら。
GPU Benchmark(GPU ベンチマーク)
現実世界のアプリケーションをモデル化したテストを使用して、機械学習やコンピューター ビジョンなどの日常タスクの GPU コンピューティング パフォーマンスを測定します。「Run GPU Benchmark」ボタンをクリックして GPU ベンチマークが完了するまでに数分かかります。
※ ツールバーの 
をクリックしても GPU ベンチマークを開始します。
※ 計測前に OpenCL/Vulkan API の選択が可能です。

※ 計測前に OpenCL/Vulkan API の選択が可能です。

GPU ベンチマークの計測
結果はウェブで表示されます。
次のパフォーマンスも計測します。
- Background Blur … 背景ぼかし
- Face Detection … 顔検出
- Horizon Detection … 地平線検出
- Edge Detection … エッジ検出
- Gaussian Blur … ガウスぼかし
- Feature Matching … 特徴マッチング
- Stereo Matching … ステレオマッチング
- Particle Physics … 素粒子物理学
※ スクリーンショットの計測結果の URL はこちら。
更新履歴
Version 6.4 (2025/01/28)
- RISC-V ベクトル拡張のサポートを導入。 Geekbench 6.4 では RISC-V ベクトル拡張のサポートが導入され、RVV を実装する RISC-V CPU で実行する場合、SIMD 命令を利用するワークロードのパフォーマンスが向上します。
- Arm スケーラブル マトリックス拡張のサポートを向上。 以前は、Geekbench 6.3 スケーラブル マトリックス拡張 (SME) のサポートには、CPU が SME 命令と SME2 命令の両方を実装する必要がありました。Geekbench 6.4 SME サポートでは、CPU が SME 命令を実装するか、SME 命令と SME2 命令のいずれかを実装することが要求されるようになり、今後の CPU リリースの互換性とパフォーマンスが向上します。
- 命令セットの使用状況を報告。 Geekbench 6.4 では、CPU ベンチマーク中に検出され使用された命令セット拡張 (AVX2、AVX512、SME、RVV など) を報告するようになりました。これらのレポートにより、パフォーマンス測定中に Geekbench が使用する命令セットに関する洞察が得られます。
- Linux での CPU トポロジ検出を向上。 Geekbench 6.4 では、Linux 上の CPU トポロジ検出が改善され、特に ARM および RISC-V プロセッサを搭載したシステムでの検出が強化されています。
Version 6.3 (2024/04/11)
- Arm Scalable Matrix Extensions (SME) 命令のサポートを導入します。 Geekbench 6.3 には、Geekbench 6 機械学習ワークロードで使用される行列乗算カーネルの SME 実装が含まれています。
- Horizon Detection の実行ごとの変動を軽減します。 Geekbench 6.2 以前を実行している Android デバイスでは、Horizon Detection は実行ごとに大きなばらつきを示しました。この問題は Geekbench 6.3 で修正されています。
- OpenCLOn12を無効にします。 OpenCLOn12 により、最近のハードウェア (Intel Meteor Lake ラップトップなど) での起動時に Geekbench アプリケーションがクラッシュします。 OpenCLOn12 の根本的な問題が修正されるまで、OpenCLOn12 のサポートは無効になります。
Version 6.2 (2023/09/12)
- ARM 上の Windows サポート
Geekbench 6.2 では、ARM 上の Windows サポートが導入されています。Lenovo ThinkPad X13 や Microsoft Windows Dev Kit 2023 などの ARM ベースの Windows デバイスのユーザーは、Geekbench 6 を使用してシステムのパフォーマンスをベンチマークし、比較できるようになりました。ARM 上の Windows サポートは、 Geekbench 6 for Windowsの一部として含まれており、別途ダウンロードする必要はありません。 - RISC-V サポート
Geekbench 6.2 では、RISC-V ベースのシステムのサポートが導入されています。RISC-V は、オープンでカスタマイズ可能な命令セット アーキテクチャとして注目を集めています。RISC-V サポートの追加により、ユーザーは Geekbench 6 を実行して、この急速に進化するエコシステムにおける貴重なパフォーマンスに関する洞察を得ることができます。Geekbench 6.2 for Linux/RISC-V はプレビュー ビルドとして利用できます。 - 履歴
Geekbench 6.2 では、Android と iOS に履歴と比較機能が追加されています。これらの新機能は、ユーザーがデバイスのパフォーマンスを経時的に追跡および分析したり、Geekbench で他のデバイスと直接比較したりするのに役立ちます。 - Geekbench 6.2 にはベンチマークへの変更が含まれていないため、Geekbench 6.2 のスコアは Geekbench 6.1 ベンチマーク スコアと完全に同等です。
フィードバック
- Primate Labs Support
http://support.primatelabs.com/
ユーザーレビュー
-
まだレビューが投稿されていません。
このソフトの最初のレビューを書いてみませんか?