Ctrl + Shift + . キーで音量アップ、Ctrl + Shift + , キーで音量ダウンのホットキーを利用して、キーボードのみの操作でPCのボリュームをコントロールできるソフトです。
ホットキーは使いやすいものにカスタマイズ可能。
キーボードのみで操作できるため、作業中にマウスに手を伸ばしたくない場合に便利です。
ホットキーで一発ミュートにも対応。
表示される Tips のフォントや色のカスタマイズにも対応し、同梱されているプラグインを有効化することで、タスクトレイ上のマウスホイールでの音量操作、音量操作時にビープ音を鳴らす、なども設定できます。
MasterVC の使い方
ダウンロード と インストール
- こちらへアクセスしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(mmvc420.zip)を解凍し、mmvc.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
基本的な使い方
以下のホットキーを利用してボリュームの調節ができます。- 音量アップ
Ctrl + Shift + . キー - 音量ダウン
Ctrl + Shift + , キー - ミュート
Ctrl + Shift + M キー - コントロール変更
Ctrl + Shift + C キー - ポップアップメニュー
Ctrl + Shift + V キー
※ 初期設定では、音量アップ/音量ダウンの変化量は10%です。
設定
タスクトレイの MasterVC アイコンの右クリックメニューより「Setup…」をクリックして、「設定」画面を表示できます。基本
次の基本設定ができます。- 音量操作時のステップ量(初期設定では10%)
- タスクトレイアイコンについて
- タスクトレイアイコンの表示/非表示
- バルーンTipsの表示/非表示
- アイコン上でのホイール使用
- ホイールの上下を逆にする
- アイコンイメージのカスタマイズ
- ボリュームイメージのカスタマイズ
ホットキー
基本的な使い方 で紹介したホットキーをカスタマイズできます。ウインドウ Tips
音量アップ/ダウン時に表示される Tips を以下の中から選択できます。- 非表示
- テキスト表示
- TV 型表示
- TV 型表示 2
- テキスト表示 (複数行)
- TV 型表示 (複数行)
- TV 型表示 2 (複数行)
その他、以下の設定ができます。
- フォントの変更
- 文字色、ミュート色、背景色の変更
- レイヤーウィンドウの使用、透明度の設定
コントロール
「コントロール」項目の「選択」ボタンをクリックして、ヘッドホンやスピーカーを設定できます。設定した項目に対して、テキスト色の変更やタスクトレイアイコンをカスタマイズできます。
ランチャー
タスクトレイの MasterVC アイコンの右クリックメニューにソフトを追加できます。初期設定では登録リストに「Volume Control(サウンドミキサー)」、「Audio Property(サウンド)」が登録されています。
ホットキーを登録する
例えば「ラベル」に「&Explorer」、「コマンド」に「explorer.exe」と入力し、ホットキーに Ctrl + Shift + E キーを指定すると、デスクトップで設定したホットキーを押したときにエクスプローラー画面が表示されます。プラグイン
プラグインにチェックを入れることで、追加機能を有効化できます。- dxbeep(dxbeep.dll)
音量アップ/ダウン時にビープ音を鳴らします。 - FixMixer(fixmxr.dll)
音量を監視し固定化できます。 - mmvcNeko(mmvcneko.dll)
ホットキーでウィンドウの移動/リサイズができます。 - tbwheel(tbwheel.dll)
タスクバー上でマウスホイールによる音量操作ができます。 - wndalpha(wndalpha.dll)
ホットキーでウィンドウの透明度を変更できます。
更新履歴
Version 4.2.0 (2025/02/10)
- アプリ起動時、フォアグラウンドでウインドウを表示する用に修正
(情報提供. Tomkeifer 様) - デフォルトデバイスの切り替え機能を追加
- 高 DPI 時の設定ダイアログ挙動を修正
- resource.ini ファイルの文字コードを Unicode に変更
- 設定ファイルを Unicode に変更(新規作成時のみ)
- その他不具合修正
- ビルド環境を Build Tools for Visual Studio 2022 に変更
Version 4.1.0 (2019/04/21)
- USB オーディオ等でマスタ音量やマイク音量が操作できない不具合を修正
- 64bit 版を同梱
- Tips 表示上でのタッチ(クリック)操作に対応しました
- Tips 表示にフラットバータイプを追加
- Tips 表示中にマウスオーバーするとビジーアイコンになるのを修正
- 起動時のTips表示を行わないようにした
(タッチ操作対応で誤って押してしまうのを防ぐため) - 高 DPI 対応
- その他不具合修正
- コンパイル環境を Microsoft Visual C++ 2019 に変更
Version 4.0.0 (2012/02/15)
- コンパイル環境を Microsoft Visual C++ 2010 Express Edition に変更
- バイナリの文字コードを Unicode 形式に変更
- 上記に伴い、プラグイン API を更新、旧プラグインは使用できなくなります。
- アイコンイメージを更新
- Windows XP 以前の OS で起動しなくなったため、一部 API の動的ロードを廃止。
- コントロール登録毎に Tips 文字色、アイコンを変更できるようにした。
- 音量0の時、文字色をミュートにする設定を追加。
- アイコンの音量数字の色を Tips のカラーと連動する設定を追加。
- アイコンイメージの扱い方を png 形式に変更。
- Tips 表示の複数行表示に対応。
登録コントロールの4番目までの項目が列挙されます。 - アイコンイメージを resouce.ini で編集できるようにした。
- Tips 書式を resouce.ini で編集できるようにした。