シンプルな画面レイアウトで豊富な機能をもつテキストエディター
Mery
行番号表示やルーラー表示、正規表現検索といった標準的な機能を複雑な設定無しに利用できるテキストエディターです。
多くのプラグラム言語・スクリプト言語(Java、JavaScript、C++、C#、HTML、XML等)に対応しており、予約語の強調表示や入力補完機能も搭載されているため、プログラミングにも適しています。
また、プラグイン機能やマクロ機能によって、機能を自由に拡張することができます。
- 提供元:
- Kuro
Mery の使い方
ダウンロード
- Vector のダウンロードページへアクセスし、「Mery(32 ビット版)」項目下の「ダウンロードページへ」ボタン、または「Mery(64 ビット版)」項目下の「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ お使いのOSが 32bit か 64bit かわからない場合は Windows バージョンの調べ方よりご確認ください。 - ダウンロードした圧縮ファイル(Mery_2.6.7.zip または Mery-x64-2.6.7.zip)を解凍し、Mery.exe から起動できます。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
プラグイン機能
プラグインによって、ソフトの機能を拡張することができます。プラグインはソフト制作者によって公開されているほか、開発キットも公開されています。
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公開されているプラグインは次の通り
- 半透明プラグイン
エディタウィンドウを半透明化 - クラスビュープラグイン
関数・変数などの一覧を VisualStudio のクラスビューっぽく表示 - 全角/半角変換プラグイン
選択範囲または文書全体の全角/半角を柔軟に変換 - お気に入りプラグイン
よく使うファイルを登録できるブックマーク - HSPコンパイル実行プラグイン
HSP のソースをコンパイルして実行可能。exe 作成機能も - IPメッセンジャープラグイン
お互いの Mery で文書を送受信 - スニペットプラグイン
定型文書などを登録して素早く利用 - Webプレビュープラグイン
組み込み型 IE
デフォルトではアウトライン解析のプラグインが同梱されています。
- 提供元サイトのプラグインページからダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、プラグインファイル(*****.dll)をインストールしたフォルダ直下の「Plugins」フォルダに格納します。
- 本ソフトを起動します。
- メニューバーの、「ツール(T)」⇒「プラグイン(I)」を開き、ダウンロードしたプラグインを選択すると、そのプラグインが有効になります。
マクロ機能
WSH(Windows Script Host)を搭載しているため、JavaScript や VBScript 等で自由にマクロを組むことができます。自作したマクロや、ダウンロードしてきたマクロの登録方法は次の手順です。
- メニューバーの、「マクロ(M)」⇒「カスタマイズ(C)」を選択し、マクロのカスタマイズ画面を表示します。
- 「新規登録」ボタンを押し、登録するマクロを選択します。
- マクロが表示されていることを確認し、「OK」ボタンを押します。
- ツールバーの
ボタンを押すと、マクロが実行されます。
- メニューバーの、「マクロ(M)」の下部に、登録したマクロファイル名が表示されています。
他のマクロを実行するときは、このマクロファイル名を選択することで、マクロが実行されます。
また、記録機能によって、キーボード入力等をスクリプト形式で書き出すことができます。
- ツールバーの
ボタンを押すと、キーボード入力等が記録されます。
- 入力操作が完了したら、もう一度
ボタンを押して、マクロの記録を停止します。
- ツールバーの
ボタンを押すと、記録したマクロが実行されます。
- 記録したマクロを保存するには、メニューバーの、「マクロ(M)」⇒「名前を付けて保存(A)」を選択すると保存できます。
デザイン変更機能
Meryでは、背景色や文字色等を自由に変更することができます。あらかじめ用意されているテーマを利用すれば、カスタマイズ済みのデザインをすぐに利用することができます。
- メニューバーの、「ツール(T)」⇒「オプション(O)」を選択し、オプション画面を表示します。
- 「表示」タブを開き、上部の「テーマ」リストボックスから、好きなテーマを選択し、「OK」ボタンを押すと、テーマが適用されます。
また、ボタンを押すことで、テーマのインポートやエクスポートが行えるため、別途ダウンロードしてきたテーマも利用することができます。
入力補完機能
プログラムやスクリプトを記述する際に、予約語や命令文の入力補完を行うことができます。また、自分がすでに入力した文字列も補完候補に挙がるため、変数宣言した変数名等を補完することもできます。
補完は、文字入力中に [Ctrl] + [スペース] で行うことができます。
補完リストは上下矢印キーで選択でき、[Enter] キーで確定します。
デフォルトで対応しているプログラム言語・スクリプト言語は次の通りです。
また、言語の追加も行えます。
BATファイル / C# / C++ / ColdFusion / CSS / Delphi / HSP / HTML / INIファイル / Java / JavaScript / JSP / Perl / PHP / PowerShell / Python / Ruby / SQL / TeX / UWSC / VBScript / VisualBasic / Windows Script / x86 Assembler / XML
その他機能
その他にも以下のような機能があります。- タブ機能
複数のファイルをタブ形式で開くことができます。
また、個別ウィンドウとの切り替えも可能です。 - カラー印刷機能
予約語の強調表示の結果を、カラーで印刷することができます。 - XML整形機能
XML ファイルを規則に基づき整形できます。
規則はメニューバーの、「ツール(T)」⇒「オプション(O)」⇒「整形」タブより設定できます。 - 外部ツール連携
IE やコマンドプロンプト等で、編集中のファイルを開くことができます。