NTFSの代替えデータストリームを見つけるソフト
AlternateStreamView
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NTFSドライブに隠しファイルとして保存されている代替えデータストリーム(ADS = Alternate Data Stream)を検出し、一覧表示するソフトです。
代替えデータストリームはインターネットからダウンロードしたファイルを開く際に警告画面を表示する際などに利用されるものです。
検出した代替えデータストリームを指定した場所へエクスポートしたり、一覧を TXT/HTML/CSV/XML ファイルに保存したりできます。
- 提供元:
- Nir Sofer
- 制作ソフト一覧を見る
AlternateStreamView の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、ページをスクロールして「Download AlternateStreamView (32-bit)」リンクまたは「Download AlternateStreamView (64-bit)」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(alternatestreamview.zip または alternatestreamview-x64.zip)を解凍し、AlternateStreamView.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
基本的な使い方
スキャンする
本ソフトを起動すると「Scan Options(スキャンオプション)」画面が表示されます。「Browse」ボタンをクリックしてスキャン対象フォルダーを選択します。
※ 「Scan Options」画面を閉じてしまった場合は、メニューバーから「File」⇒「Scan Options」とクリックするか、ツールバーの

- Scan Subfolders
チェックが入っている場合はサブフォルダーのスキャンも行います。 - Subfolder Depth
サブフォルダーを何階層までスキャンするか指定します。
※ デフォルトでは Unlimited(無制限)となっています。 - Files Wildcard
対象ファイルをワイルドカード(*)を含めて指定できます。
※ デフォルトでは *.* が設定されており、すべてのファイルが対象となっています。
スキャンが終わると検出された代替えデータストリームが一覧表示されます。
- Stream Name(ストリーム名)
- Filename(ファイル名)
- Full Stream Name(フルストリーム名)
- Stream Size(ストリームサイズ)
- Stream Allocated Size(ストリーム割り当てサイズ)
- Extension(拡張子)
- File Modified Time(ファイル更新日時)
- File Created Time(ファイル作成日時)
- Entry Modified(エントリ変更日時)
- File Attributes(ファイル属性)
エクスポートする
エクスポート(保存)したい項目を選択し、次のいずれかの方法でエクスポートできます。- メニューバーから「File」⇒「Export Selected Streams To」とクリックする
- ツールバーの
をクリックする
- 右クリックメニューから「Export Selected Streams To」をクリックする
「Export Selected Streams To」画面が表示されるので、「Browse」ボタンをクリックして保存先を指定します。
※ 「Add the following extension to exported filenames」にチェックを入れると保存ファイル名に拡張子を追加できます。デフォルトでは .dat が追加されます。

削除する
削除したい項目を選択し、次のいずれかの方法で削除できます。- メニューバーから「File」⇒「Delete Selected Streams」とクリックする
- ツールバーの
をクリックする
- 右クリックメニューから「Delete Selected Streams」をクリックする
一覧を保存する
右クリックメニューから保存できます。
- Save Selected Items
選択した項目を次のいずれかの形式で保存します。
- Text File (*.txt)
テキストファイル - Tab Delimited Text File (*.txt)
タブ区切りのテキストファイル - Tabular Text File (*.txt)
表形式のテキストファイル - Comma Delimited Text File (*.csv)
カンマ区切りのテキストファイル - HTML File - Horizontal (*.html)
HTMLファイル - 横表示(本ソフトと同じ表示) - HTML File - Vertical (*.html)
HTMLファイル - 縦表示(項目ごとに表示) - XML File (*.xml)
XMLファイル
- Text File (*.txt)
- Copy Selected Items
選択した項目をクリップボードにコピーします。
※ 各項目はTSV(タブ区切り)でコピーされます。 - Open Selected Stream With
- Open Folder In Explorer
ファイルのあるフォルダーを開きます。 - HTML Report - All Items
すべての項目をHTML形式で保存します。 - HTML Report - Selected Itmes
選択した項目をHTML形式で保存します。 - Properties
選択した項目をプロパティ画面で表示します。
右クリックメニューから利用する
- メニューバーから「Options」⇒「Explorer Context Menu」とクリックしてチェックを入れると、ファイルの右クリックメニューに「AlternateStreamView」が追加されます。
- クリックするとそのファイルの代替えデータストリームが表示されます。
※ ダウンロードしたファイルでない場合は表示されません。 - エクスポートしてメモ帳で開くと次のような内容が表示されます。
更新履歴
※ Google 翻訳で日本語にしています。Version 1.56 (2019/06/29)
- 管理者として AlternateStreamView を実行するための /RunAsAdmin コマンドラインオプションが追加されました。
Version 1.55
- バグ修正:AlternateStreamViewは、メインウィンドウがプライマリモニターに配置されていない場合、メインウィンドウの最後のサイズ/位置を記憶できませんでした。
- ファイル名として空の文字列を指定することにより、データを stdout に送信できるようになりました。次に例を示します。
AlternativeStreamView.exe /scomma "" | more
Version 1.54
- [ストリーム削除時に元の属性を保持する]オプションを追加しました([オプション]メニューの下)。 デフォルトでは、ストリームが削除されると、システムはアーカイブ属性をファイルに設定します。 このオプションをオンにすると、AlternateStreamView はファイルの元の属性を変更せずに保持します。
Special thanks
本ソフトは AmiAmi 様 のご推薦により掲載させていただきました。
(掲載日:2021年03月10日)