ファイルのコピーや移動などのファイル管理を高速化する豊富な機能を備えたファイラー
AS/R
- 対応OS:
- Windows 7/8.1/10/11, Windows Server 2008/2012/2016
- バージョン:
- 15.1.2.0(2023/03/05)
- 価格:
- 無料
エクスプローラーよりもファイル表示が高速で、ファイル管理、ファイルコピー、ファイル編集と言った作業の高速化を実現できる、豊富な機能を備えるまめFileの後継ファイラーです。
タブで複数フォルダーを表示でき、ソフトを終了しても開いていたフォルダーを記憶できるので、再び同じ状態からの作業が可能。
マウスのみの操作やキーボードのみの操作も意識して作られています。
非常に多機能で自由度が高いので、自分が使いやすいようにカスタマイズできるのが特徴です。
- 提供元:
- 天野 晃治
- 制作ソフト一覧を見る
AS/R の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Ver.15.1.0.0」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(ASR1512.zip)を解凍し、自己解凍形式ファイル(ASR1510.exe)を展開します。
- Setting.exe から「初回インストール」ボタンをクリックしてインストールします(初期設定を行います)。
※ Visual Studio 2019 Visual C++ ランタイム 32ビット版、または 64ビット版、またはその両方がインストールされていない場合、インストールが必要になります。
※ 「32ビットランタイムライブラリのテスト」ボタン、または「64ビットランタイムライブラリのテスト」ボタンをクリックして「Successful! 32bit runtime」ウィンドウまたは「Successful! 64bit runtime」ウィンドウが表示されれば Visual C++ ランタイムが正常にインストールされています。
使い方
基本的な使い方
- 複数フォルダーをタブで開き、マウスのドラッグ&ドロップでファイルの移動、コピーができます。
- 画面上部のツールバーは、メニューバー「表示」⇒「ツールバーとドッキングウィンドウ」からか、右クリックして表示/非表示が可能なほか、ドラッグしてフローティングさせることもできます。
- ツールバーの「プレビューバーの表示切替」アイコンをクリックしてファイルのプレビュー表示が可能です。
- ウィンドウの表示は左右に並べたり、縦に並べたりできるので、自分の操作しやすいように並べることが可能。
※ メニューバー「表示」⇒「ツールバーとドッキングウィンドウ」⇒「ウィンドウ管理」から操作用のツールバーを表示できます。 - メニューバー「表示」⇒「表示設定」⇒「フィルタ設定」からフィルタを設定し、ファイルの絞り込み表示が可能です。
「表示」⇒「表示設定」⇒「フィルタ設定」
- 表示フォント、マウス、キー、バーなどなど各種表示・動作は「ツール」⇒「環境設定」⇒「オプション」からカスタマイズできます。
更新履歴
Version 15.1.2.0 (2023/03/05)
- 自動更新の処理の改善
※元々エクスプローラーと比較して桁違いの性能差があったため、よほど過酷な環境でないと体感速度に差は出ません。
消費電力やCPU使用時間が減った程度に考えてください。
・自動更新のON/OFF切り替えボタンは、再描画した時にリセットされないように仕様変更
・シェル通知モードはWindowsの不具合(MS社のサンプルでも再現)で通知が止まらない前提の実装に変更した
・削除を検出した際の処理速度が1~6倍速に向上(選択状態依存)
・追加/更新/リネームを検出した際の処理速度が1000~2800倍速くらい向上 - WindowsのDefenderおよびSmartScreenの誤検出対策
・インストーラー同梱版の7zip自己解凍モジュールを最新に更新
Version 15.1.0.0 (2023/02/23)
- 高DPIモードの改善
・タブバーを除いて全てのドッキングバーがどこかにくっついている場合、縦横問わず幅を自前で保存/再現する仕組みを実装 - ステータスバー
・DPI値の表示を追加
・タブセット名を表示しているが、分かりにくいので背景色を塗ってみた - 新しく検出されるようになったC++20のエラー対応(MFCが完全対応していないので暫定)
・ローカル変数の未初期化対応
・for earch記述を全て廃止してRange記述に変更
・クラス特定の宣言を全て廃止
・リテラル文字列はconst付きとして扱い、全てキャストするように修正
・条件代入文の両辺でリテラル文字列と動的文字列の型をキャストして揃えた
・gotoによって初期化されない変数の修正
Version 15.0.8.0 (2023/02/11)
- チップテキスト取得処理の改善
・動作しない廃止APIの呼び出しが残っていたので削除
・メモリ管理インターフェイスを共通からローカルに変更
・権限関連で、情報取得に失敗した場合に落ちる可能性がある不具合の修正
・致命的な不具合があるアプリから情報を取得する際、外部要因でメッセージの取得に失敗した旨を表示するようにした
※なるべく「ツールチップテキストから、不適切なメモリ管理をしている外部アプリを検出しました。」をチップテキストで表示します。 - サムネイル画像の改善
・リストの縮小版/リストの背景/ドッキングバーの背景/ローカルサムネイルキャッシュの作成コマンドで、小さい画像を拡大する際の画質を改善(Windows8以降の機能)
・リストの縮小版で元画像がある場合の画質と速度の改善 - スレッドの停止処理
・新方式をフォルダサイズ計算スレッドの中断処理のみに適用、中断時のレスポンスが向上 - 高DPIモードでの改善
・ユーザー定義バー/タブレット支援バーの表示を改善
※アイコンモードは操作できない事もない程度の暫定(アイコンが横長)
・タブバーの初期サイズを計算/描画するようにしたらDPI換算されたので採用した - その他
・ドライブ移動コマンドで使用する、各ドライブごとのカレントディレクトリ情報の読み書きを最近の作法に書き直した - 不具合修正
・「現在のタブのみ」の復元スクリプトを生成する際、使えない文字が検出できない組合せがある不具合の修正
・ユーザー定義バーの「選択アイテムを登録」コマンドの登録名で「|」、改行、タブ文字が含まれている仮想フォルダが登録できない不具合の修正
また使用できない文字は除去ではなく、半角→全角に変換するように変更した
・スクリプトのBackgroundImageでOne指定際に余計なウィンドウを対象にしていた不具合を修正
※冗長な記述になっていたので作り直した