- バージョン
- 18.8.6.0
- 更新日
- 2025/04/20
- 対応 OS
- Windows 10/11, Windows Server 2012/2016/2019/2022
- 言語
- 日本語
- 価格
- 無料
エクスプローラーよりもファイル表示が高速で、ファイル管理、ファイルコピー、ファイル編集と言った作業の高速化を実現できる、豊富な機能を備える まめFile の後継ファイラーです。
タブで複数フォルダーを表示でき、ソフトを終了しても開いていたフォルダーを記憶できるので、再び同じ状態からの作業が可能。
マウスのみの操作やキーボードのみの操作も意識して作られています。
非常に多機能で自由度が高いので、自分が使いやすいようにカスタマイズできるのが特徴です。
AS/R の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Ver.18.8.3.0 ダウンロード」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(ASR1883.zip)を解凍し、セットアップファイル(InstAsr.exe)からインストールします。
- Setting.exe から「初回インストール」ボタンをクリックしてインストールします(初期設定を行います)。
※ Visual Studio 2022 Visual C++ ランタイム 32ビット版、または 64ビット版、またはその両方がインストールされていない場合、インストールが必要になります。
※ 「32ビットランタイムライブラリのテスト」ボタン、または「64ビットランタイムライブラリのテスト」ボタンをクリックして「Successful! 32bit runtime」ウィンドウまたは「Successful! 64bit runtime」ウィンドウが表示されれば Visual C++ ランタイムが正常にインストールされています。
使い方
基本的な使い方
- 複数フォルダーをタブで開き、マウスのドラッグ&ドロップでファイルの移動、コピーができます。
- 画面上部のツールバーは、メニューバー「表示」⇒「ツールバーとドッキングウィンドウ」からか、右クリックして表示/非表示が可能なほか、ドラッグしてフローティングさせることもできます。
- ツールバーの「プレビューバーの表示切替」アイコンをクリックしてファイルのプレビュー表示が可能です。
- ウィンドウの表示は左右に並べたり、縦に並べたりできるので、自分の操作しやすいように並べることが可能。
※ メニューバー「表示」⇒「ツールバーとドッキングウィンドウ」⇒「ウィンドウ管理」から操作用のツールバーを表示できます。 - メニューバー「表示」⇒「表示設定」⇒「フィルタ設定」からフィルタを設定し、ファイルの絞り込み表示が可能です。
「表示」⇒「表示設定」⇒「フィルタ設定」
- 表示フォント、マウス、キー、バーなどなど各種表示・動作は「ツール」⇒「環境設定」⇒「オプション」からカスタマイズできます。
更新履歴
Version 18.8.6.0 (2025/04/20)
- 不具合修正
・ネットワークのログインダイアログやディスク挿入を促すメッセージが表示できなくなっていた不具合の修正
・GDIスケーリングモードで伸縮が派生している環境で、MDIモードかつ、キーボードかマウスホイールのタブ切り替えでウィンドウ管理バーの塗り残しへの対処(Windows11 24H2のみ)
・SHParseDisplayName()のリファレンスと異なる挙動を拾って落ちる現象に対処
※まれにエラーを返しているのに、ITEMIDLISTをセットしてくることがある
・ユーザーディレクトリが仮想フォルダとして扱われる不具合を修正
・publicのデスクトップにある項目の操作に失敗する操作手順がある不具合の修正 - その他
・D&Dの開始時にリストのツールチップを消すように変更
・選択コマンド系のリドロー指定の不整合を是正 - 32ビット版の書庫コマンドの統合
・ArcUnPack.exeを廃止してArcPack.exeにまとめた - 非推奨API修正の適用
・Associate.exe
・Setting.exe
・Unreg.exe
・FileNewEx.exe - MFCへ依存しないように変更
・FreeMem.exe
・ShellCmd.exe
Version 18.8.3.0 (2025/04/04)
- リストからのドラッグ開始の改善
・ドラッグヘルパーの自前処理をすべて破棄してAPIに丸投げに変更
・Windows11の組み込みマウスカーソルが小さすぎると不評だったので自前のものに置き換えた
※美的感覚が大惨事、32x32 256色でドラッグ中のマウスカーソルを提供してくれる方を募集 - タブバー/ウィンドウ管理バーからのドラッグの改善
・MAX_PATHを超えるパスをドラッグできるようにした - 不具合修正
・フォーカスが2個になる操作の組み合わせがある不具合を修正
・リストの選択解除の条件が不適切になるパターンがある不具合を修正
・フルパス取得で呼び出しているAPIがスレッドセーフになっておらず、酷い負荷をかけると不安定になる不具合を修正
・サムネイルモード時のドラッグヘルパー画像が意図しないものになっていた不具合の修正 - 非推奨APIの廃止
・SHMapPIDLToSystemImageListIndex()の使用をやめた(試行ルートの一つ、単純に削除)
・SHGetSpecialFolderPath()を代替関数に置換
・SHGetSpecialFolderLocation()を代替関数に置換
・SHCreateDirectory()を自前処理に置換(本体だけ)
・ILCreateFromPath()の大部分を代替関数に置換
※実体を持たない仮想フォルダの上下階層への移動の際に、現行とは異なるパスに移動する可能性あり
例えばDownloadの親はデスクトップ(Windows11)だったり、PC(Windows10)なのを自前で補正しているため - その他
・最悪のケースのシェルアイコンの取得を現在のリファレンスに合わせた
・キャッシュ周りで落ちていた件の検証トラップをたくさん追加
・フィルタ判定で冗長な関数呼び出しのオーバーヘッドを削減
・フォルダ設定で冗長な関数呼び出しのオーバーヘッドを削減し、コードの属性を整理 - 無応答になるAPIのタイムアウト処理の試作
・GetDiskFreeSpaceEx()を1秒でタイムアウトする関数にした
※具体的にはステータスエリアの「ネットワークでもディスク容量を取得する」だが、ネットワーク先が突然死の場合にタイムアウトしないので気休め
Version 18.7.3.0 (2025/03/19)
- 環境依存によるキャッシュ関連の不具合修正
・ImaggeListの描画関連のNULLチェックと代替処理を追加
・メモリが少なめでキャッシュアウトが発生しやすい環境へ配慮を追加 - その他不具合修正
・仮想パスの走査で、上から行けるところまで行く探索をする場合にメモリリークするルートがある不具合の修正
・2か所でILFree()とCoTaskMemFree()を混同していた不具合を修正
・リストの初期化の際にアイコン画像のアタッチを2回やっていたのを1個削除
・初期化の際の再描画フラグをOFFにして描画スレッドと衝突しないように修正 - その他
・非推奨になったSHGetMalloc()をすべて削除
またIMallocを使用していたメモリ開放をCoTaskMemFree()に置き換えた
・非推奨関数SHILCreateFromPath()、SHSimpleIDListFromPath()がリトライ処理に残っていたのを削除
・アイコン画像描画に例外トラップを追加
・アイコン描画とオーバーレイアイコン描画を分離
・ILCreateFromPath()を呼んでいる最中に、別プロセスにより当該ファイル等が消された場合に落ちる問題への対処
※ILCreateFromPath()の全廃に向けた暫定対処