オープンソースで開発されているスタイリッシュなファイルマネージャーソフトです。
見た目は Windows 11 のエクスプローラーに似ており、タブ表示、圧縮ファイル内容の表示やファイルの追加(ZIP/RAR/7Z)、ドキュメントや画像のプレビュー、ファイルやフォルダーへのタグ付けなどの機能を利用できます。
他にも、2 つのフォルダーを並べて表示するデュアルパネル表示や、フォルダーサイズの表示、任意のテーマや背景を選択して見た目を変えることもできます。
Files の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、ページ下部の「Microsoft Store にアクセスできませんか?」右の「クラシック インストーラーをダウンロード」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(Files.Stable.exe)からインストールします。
使い方
基本的な使い方
本ソフトを起動すると Windows 11 のエクスプローラーに似たファイルマネージャー画面が表示されます。基本的な操作はエクスプローラーと同じ感覚で利用できます。
プレビューペインを表示する
画面右上の
ドキュメントや画像ファイルなどをサムネイル表示してファイル情報も表示します。
※ エクスプローラーの「詳細ウィンドウ」表示に似ていますが、PDF などのサムネイルを表示したり、サムネイル自体を大きめに表示したりするのが特徴です。
※ Ctrl + P キーを押しても「プレビューペイン」の表示/非表示を切り替えられます。
※ Ctrl + P キーを押しても「プレビューペイン」の表示/非表示を切り替えられます。
デュアルパネル表示
フォルダーを開く際に右クリックメニューから「新しいパネルで開く」をクリックすると、1画面内に2画面を表示して左右別々のフォルダーを開けるようになります。ドラッグ&ドロップでのファイルやフォルダー移動には対応していないようですが、Ctrl + C キー、Ctrl + X キー、Ctrl + P キーなどを利用したコピー&ペーストを利用可能です。
フォルダーサイズを表示する
画面右上の
画面を一番下までスクロールして「フォルダー サイズを計算する」をオンにすると、フォルダーサイズが表示されるようになります。
※ 注意書きにもありますが、フォルダーサイズを表示することで CPU 使用率が上昇する可能性があります。
タグ
タグを付ける
ファイルやフォルダーの右クリックメニューから「ファイル タグを編集」とクリックして任意のタグを付けることができます。※ タグは複数つけることが可能です。
画面左のツリービューの「タグ」からタグをつけたファイルやフォルダーのみの表示が可能です。
タグを管理する
画面右上の
- 「新しいタグ」ボタンをクリックして新しいタグを作成できます。
- リスト表示されたタグの右に表示されている「編集」をクリックしてタグを編集できます。
- リスト表示されたタグをドラッグして表示順を入れ替えられます。
外観
モードを変更する
画面右上の
- 規定 … Windows のモードに合わせます。
- ライト … ライトモードにします。
- ダーク … ダークモードにします。
背景を変更する
画面右上の
画面右の

更新履歴
Version 3.9.13 (2025/07/29)
- 変更点
- コンテキストメニューのカスタマイズ
- 右クリックのコンテキストメニューで「ターミナルで開く」オプションをオフにする機能を追加しました。この設定は、一般設定ページからアクセスできます。
- コンテキストメニューのカスタマイズ
- 修正点
- キーボードショートカット
- 選択範囲から項目を削除した後にDeleteキーが機能しない問題を修正しました。
- キーボードでファイルを選択できない問題を修正しました。
- バージョン情報ページ
- Windows版が正しくコピーされない問題を修正しました。
- キーボードショートカット
Version 3.9.12 (2025/07/20)
- 変更点
- オムニバー
- 新しいオムニバーコントロールを発表できることを嬉しく思います。パンくずリストと検索ボックスを統合した新しいデザインで、統一されたインターフェースを実現しています。オムニバーは単なる見た目の刷新ではありません。ユーザーが期待する精度と柔軟性を維持しながら、新たな機能を導入しています。
- パンくずバー:デフォルトのオムニバー表示では、おなじみのパンくずレイアウトで現在のパスが表示されます。パンくずバーは、シェブロンアイコンで展開してサブフォルダを表示できます。パンくずバーのフライアウトも更新され、各フォルダのアイコンが表示されます。さらに、新しいホームボタンとフライアウトメニューを追加し、ピン留めしたフォルダや頻繁に使用するフォルダに素早くアクセスできるようになりました。
- パス編集:パス編集モードへの切り替えは、パンくずバーの空白部分をクリックするか(従来通り)、Ctrl + Lキーボードショートカットを使用することで行えます。パス編集モードに切り替えると、現在のパスが自動的に選択されるため、追加のクリック操作なしで簡単にコピー、上書き、または変更を行うことができます。
- コマンドパレット: コマンドパレットモードは、コマンドボタンをクリックするか、Ctrl + Shift + Pキーボードショートカットを使用することでアクセスできます。コマンドパレットは以前はキーボードショートカットでも利用可能でしたが、多くのユーザーがその存在に気づかず、活用できていませんでした。今回、この機能にはUIに専用のボタンが追加され、高度なコマンドをより簡単に見つけて使用できるようになりました。
- 検索:検索モードは、検索アイコンをクリックするか、Ctrl + Fキーボードショートカットを使用することでアクセスできます。検索ボックスを開くと自動的にフォーカスが当てられ、ユーザーはすぐに入力を開始できます。候補はポップアップウィンドウに表示され、Enterキーを押すと専用の検索結果ページに移動します。
- 専用のフィルターヘッダーを追加しました
検索機能とフィルター機能の混同を避けるため、ファイルエリアに専用のフィルターヘッダーを追加しました。このヘッダーは、検索インデックスを呼び出すことなく、現在のディレクトリを迅速かつ軽量にフィルタリングします。ツールバーからオン/オフを切り替えることができ、有効にするとテキストボックスが自動的にフォーカスされるため、クリックすることなく簡単に入力を開始できます。現在、フィルタリングはファイル名のみに制限されており、高速で予測可能な結果を提供します。 - クラウドプロバイダーのサポートの拡張
Files は現在 OX Drive の統合をサポートしています。利用可能なプロバイダーの完全なリストは、クラウド ドライブのドキュメントで確認できます。
- 新しいオムニバーコントロールを発表できることを嬉しく思います。パンくずリストと検索ボックスを統合した新しいデザインで、統一されたインターフェースを実現しています。オムニバーは単なる見た目の刷新ではありません。ユーザーが期待する精度と柔軟性を維持しながら、新たな機能を導入しています。
- 修正
- RTL
- ファイル言語にRTLサポートが復活しました。ただし、コンテンツダイアログなど、一部の領域はまだサポートされていませんのでご注意ください。
- RTL
Version 3.9.11
(2025/07/07)- 変更点
- レビュープロンプトの表示頻度を削減
- Files Store版のレビュープロンプトは、ユーザーごとに1回のみ、かつ30セッション後にのみ表示されるようになりました。また、プロンプトがユーザー入力を妨げなくなり、操作の妨げにならないように設計されています。
- 修正点
- グループ化
- グループヘッダーのテキストがずれる問題を修正しました。
- オムニバー
※ 本ソフトは まずまず 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2023年04月11日)