Microsoft Defender の除外設定を簡単に行えるツール

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Defender Exclusion Tool

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ダウンロード支援

Windows 標準のセキュリティソフト Microsoft Defender の除外設定を簡単に行えるようにしたポータブルツールです。
Microsoft Defender でスキャンしたくないファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップで追加したり、削除したりが可能です。
右クリックメニューに追加して、右クリックメニューから除外設定を適用させることも可能です。

対応OS:
Windows 7/8/8.1/10/11
バージョン:
1.4(2024/08/27)
価格:
無料
提供元:
制作ソフト一覧を見る

Defender Exclusion Tool の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトへアクセスし、ページをスクロールして「Related Posts」項目上部の「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(ExcTool.zip)を解凍し、ExcTool.exe から起動します。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。

使い方

除外設定する

  1. 本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
    Defender Exclusion Tool - メイン画面

    Defender Exclusion Tool - メイン画面

  2. 次のいずれかの手順で除外したいファイルやフォルダーを登録します。
    • メイン画面にファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップする
    • ツールバーの ファイルをホワイトリストに追加 をクリックしてファイルを選択する
    • ツールバーの フォルダをホワイトリストに追加 をクリックしてフォルダーを選択する
    • メニューバーから「File」⇒「Add File」とクリックしてファイルを選択する
    • メニューバーから「File」⇒「Add Folder」とクリックしてフォルダーを選択する
    • メイン画面の空白部分の右クリックメニューから「Add file to exclusion list」とクリックしてファイルを選択する
    • メイン画面の空白部分の右クリックメニューから「Add folder to exclusion list」とクリックしてフォルダーを選択する
    除外設定を追加

    除外設定を追加


除外されているか確認する
  1. 除外設定したファイルの右クリックメニューから「Microsoft Defender でスキャンする…」をクリックします。
    除外設定を確認するためにスキャンする

    除外設定を確認するためにスキャンする

  2. スキャン結果が表示されます。
    除外設定されているので「0 ファイルがスキャンされました。」と表示されます。
    スキャン結果

    スキャン結果

  3. 通知に「スキャン中にスキップされた項目」と表示されます。
    スキャン結果の通知

    スキャン結果の通知


除外設定を削除する

  1. メイン画面から除外設定を削除したい項目を選択し、ツールバーの Remove selected item from the exclusion list をクリックします。
  2. 「選択項目をホワイトリストから削除してもよいですか?」ウィンドウが表示されるので「はい」ボタンをクリックします。

右クリックメニューに追加する

ファイルやフォルダーの右クリックメニューから除外設定できるようになります。
  1. メニューバーから「Options」⇒「Add to the Context Menu」から右クリックメニューの設定が可能です。
    ※ クリックしてチェックを入れると有効になり、もう一度クリックしてチェックを外すと無効になります。
    • Add to File Context Menu
      ファイルの右クリックメニューに「Defender Exclusion Tool」を追加します。
    • Add to Folder Context Menu
      フォルダーの右クリックメニューに「Defender Exclusion Tool」を追加します。
    • Use Shift Key to Display
      Shift キーを押しながらの右クリックメニューに「Defender Exclusion Tool」を追加します。
      ※ 通常の右クリックメニューには表示されません。
      ※ 上記2つのいずれか、または両方が有効な場合に本設定が有効になります。
    • Uninstall All
      上記のすべての設定を無効にして削除します。
    右クリックメニューへ追加する

    右クリックメニューへ追加する


右クリックメニューの表示
例えばファイルの右クリックメニューには次の項目が追加されます。
  • Add to Exclusion List
    ファイルを除外設定する
  • Remove from Exclusion List
    ファイルの除外設定を削除する
  • Start Defender Exclusion Tool
    本ソフトを開く
右クリックメニューから除外設定を行う

右クリックメニューから除外設定を行う



Windows 標準の除外設定を開く

参考までに、本ソフトを利用せずに Windows 標準の Microsoft Defender の除外設定を開く手順は次の通りです。
※ Windows 11 の場合の手順です。
※ 本ソフトを利用すれば、メニューバーから「Tools」⇒「Exclusion List - Ms Defender」とクリックすればすぐに開くことができます。

  1. Windows + I キーを押すか、スタートメニューから「設定」をクリックします。
  2. 「設定」画面が開くので「更新とセキュリティ」をクリックします。
    通常の除外設定手順1 - 設定画面

    通常の除外設定手順1 - 設定画面

  3. 「Windows Update」画面が開くので、左メニューの「Windows セキュリティ」をクリックします。
    通常の除外設定手順2 - Windows Update

    通常の除外設定手順2 - Windows Update

  4. 「Windows セキュリティ」画面が開くので「Windows セキュリティを開く」をクリックします。
    通常の除外設定手順3 - Windows セキュリティ

    通常の除外設定手順3 - Windows セキュリティ

  5. 「セキュリティの概要」画面が開くので「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
    通常の除外設定手順4 - セキュリティの概要

    通常の除外設定手順4 - セキュリティの概要

  6. 「ウイルスと脅威の防止」画面が開くので「ウイルスと脅威の防止の設定」項目下の「設定の管理」をクリックします。
    通常の除外設定手順5 - ウイルスと脅威の防止

    通常の除外設定手順5 - ウイルスと脅威の防止

  7. 「ウイルスと脅威の防止の設定」画面が開くので画面をスクロールして「除外」項目下の「除外の追加または削除」をクリックします。
    通常の除外設定手順6 - ウイルスと脅威の防止の設定

    通常の除外設定手順6 - ウイルスと脅威の防止の設定

  8. Microsoft Defender の除外設定を行える画面が表示されます。
    通常の除外設定手順7 - 除外

    通常の除外設定手順7 - 除外


更新履歴

Version 1.4
(2024/08/27)
  • [修正] - ネットワーク ドライブ上のファイルを追加できませんでした。
  • [追加] - プロセス、拡張子、IP アドレスを追加または削除するオプション。
  • [追加] - 列による並べ替え機能。
  • [追加] - ドラッグ アンド ドロップでバックアップ リストを復元する機能。
  • [追加] - インターフェイス上のアイコンが拡大されました。
  • [追加] - 多くのコード改善。

Version 1.3
(2021/09/09)
  • [修正済み] - Defender Exclusion Tool が Windows 11 で機能しない
  • [追加] - いくつかのコードの改善

Version 1.2
(2021/06/04)
  • [追加] - 言語サポート
  • [追加] - エクスポート/インポート機能
  • [追加] - すべての Windows Defender 除外を表示するオプション (グループ ポリシーを含む)
  • [削除] - CMD パラメーターのサポート (セキュリティ上の理由から)
  • [追加] - いくつかのマイナーな改善
  • [修正] - Defender Injector がプログラムが何か悪意のあることをしているように聞こえる (名前が変更されました)

ユーザーレビュー

  • 5

    Windows Defenderにホワイトリストとして登録するアプ…

    まずまず
    まずまず
    487
    Windows 10

    Windows Defenderにホワイトリストとして登録するアプリです。
    当サイトの説明にもありますが、ホワイトリストとしてWindowsの設定からも登録可能ですが、右クリックで簡単に登録/除外できるところが素晴らしいです。
    面倒くさがりの私にとっては、非常に有難く、今後も愛用させていただくアプリの一つです。

    2人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    新旧の Microsoft Defender Antivirus(…

    owl
    owl
    483
    Windows 10

    新旧の Microsoft Defender Antivirus(Microsoft Security Essentials、Windows Defender)や、
    サードパーティ製のウイルス対策製品が、一部のファイルやフォルダで問題を起こすことがあります。
    典型的な問題としては、
    パフォーマンスの低下、必要なファイルの削除、動作の不安定さなどがあり、信頼済みのファイルやフォルダに悪意のあるフラグ(偽陽性)が立てられることもあります。
    このような問題を回避するには、
    この種のファイルやフォルダーを「例外リスト」へ手動で追加することが必要になります。
    (その手順は、手数が掛かるうえに、相応のスキルも必要ですが)当アプリを導入することで「右クリックメニュー」から、簡単に「除外設定」を行うことができます。

    注意事項:システムファイルを含む重要なフォルダを除外リストに追加しないでください。
    詳細は、下記「公式」サイトで
    https://www.sordum.org/10636/defender-exclusion-tool-v1-2/

    7人が参考になったと回答しています。
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  • 4

    以前は、Defender Injector と言う名前で公開してい…

    Injector
    Injector
    1
    Windows 10

    以前は、Defender Injector と言う名前で公開していたソフトですね。ファイルやフォルダのコンテキストメニューから簡単に 登録/解除 できるのがクールです。改名された Microsoft Defender のかゆいところに手の届くツールがまた増えました。

    偽陽性ファイルの移動時は、同作者の Defender Control と併せて利用すればとても手軽です。Nir の WinDefThreatsView も併せてランチャー登録しています。

    6人が参考になったと回答しています。
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