テキストエディターの秀丸の開発メーカー、サイトー企画が公開しているメールソフト
秀丸メール
- シェアウェア
- 体験版○
- 対応OS:
- Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10, Windows Server 2003
- バージョン:
- 6.98(2021/01/26)
秀丸ユーザーに便利なマクロに対応したメールソフトです。
POP before SMTP / SMTP AUTH / APOPの認証方式に対応。
メールソフトに秀丸エディタを組み込み、ルーラ・行数表示、検索機能、マクロ機能、タブ表示を備えているほか、アドレス帳CSVデータのインポート、メールの色・マーク表示、スレッド表示などの機能を備えています。
- 提供元:
- 有限会社サイトー企画
- 制作ソフト一覧を見る
※ 本ソフトは
ですが、一定期間無料で試用できます。また、秀丸エディタを利用している方なら無料で利用できます。秀丸メール の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、「通常の最新版はこちら」項目下の「hmmail697_signed.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(hmmail698_signed.exe)からインストールします。
使い方
Gmail を設定する
- 本ソフトを起動し、メニューバーから「ファイル」⇒「アカウントの新規作成」とクリックします。
- 「アカウントの新規作成」画面が表示されます。
「メールアカウント」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。 - 「名前」画面が表示されます。
名前(差出人名)を入力して「次へ」ボタンをクリックします。 - 「電子メールアドレス」画面が表示されます。
メールアドレスを入力して「次へ」ボタンをクリックします。 - Gmail の場合、「自動設定」画面が表示されます。
POP3 または IMAP4 を選択できますが、ここでは IMAP4 を選択して「自動設定の適用」ボタンをクリックします。 - 「秀丸メールの自動設定は必ずしも正しい保証はありません。…」ウィンドウが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
- 「設定完了」画面が表示されます。
「完了」ボタンをクリックします。
Gmail を受信する
- メールアカウントを追加したら、次のいずれかの方法でメールを受信します。
- メニューバーの「送受信」⇒「すべて送受信」をクリックする
- ツールバーの
アイコンをクリックする
- Ctrl + M キーを押す(すべて送受信)
- Gmail のログイン画面が表示されるので、ログインします。
- メールの送受信を行い、メールアカウントを利用できるようになります。
デフォルトでHTMLメールを開く
秀丸メールはテキスト形式で受信しますが、「HTMLメールViewer for 秀丸メール」アドインを追加することで、秀丸メール内でHTMLメールを表示できるようになります。- 提供元サイトへアクセスし、リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイルからインストールします。
- 秀丸メールが既に起動している場合は再起動し、メニューバーから「設定」⇒「全般的な設定」とクリックします。
- 「全般的な設定」画面が表示されたら、画面左の設定一覧から「メール表示」をクリックします。
- 「メール表示」画面が表示されたら、画面右下の「HTMLメールViewerの設定」ボタンをクリックします。
- 「HTMLメールViewerの設定」画面が表示されたら、「特定条件のメールを自動でインライン表示する」にチェックを入れ、次のように設定します。
- 「迷惑メールフィルターが "safe" と判定している」のチェックを外す
- 「イメージを含む」のチェックを外す
- 「フレームタグを含まない」のチェックを入れる
- 「ActiveX等のプログラムを含まない」のチェックを入れる
- HTMLメールを開くと、瞬時にHTML表示になります。
設定が完了したら、HTMLメールを秀丸メール内で見ることができるようになります。
- HTMLメールを開いた際に「添付ファイル」にある「HTMLメール」をダブルクリックするか、右クリックメニュー「HTMLメールのインライン表示」をクリックします。
- HTMLメールが秀丸メール内で表示されます。
更新履歴
Version 6.98 (2021/01/26)
- 主な修正点
・フォルダをドラッグドロップ操作で移動した後にフォルダの折りたたみ/展開状態が狂ってしまうことが多いバグ修正。(V6.97でのレベルダウン)
・サイトー企画のWebサイトが止まってる場合でもMicrosoftのOAuth認証がうまく通るようにした。
・フォルダ数が極めて大量にある場合にフォルダ名変更で待たされる時間の改善。
・正規表現の検索で「^」を使う場合で、「^」が検索文字列の先頭以外の場所にある場合にメール本文中の行頭にヒットしないバグ修正。
・特定の処理でメモリリークのバグ修正。およびメモリが足りなくなりそうになったら警告メッセージを表示してその場で再起動できるようにした。
・その他細かいバグ修正少々。
Version 6.97 (2021/01/07)
- 主な修正点
・HTMLメールViewerでChromium Edgeブラウザエンジンを使う場合に起きる問題対応。(HTMLメールViewer V4.02とセットで対応)
・メールデータをネットワークドライブ上に置いていて、しかもフォルダが大量にある場合に特定の操作で非常に遅い問題対応。
・肌色指定付きの家族絵文字など対応。
・HTMLメール中に「data-cke-saved-href=」の指定があるとリンク先URLがおかしくなっていたバグ修正。
・差出人の名前などがシングルクォーテーションで囲まれてる場合に、余計な囲みを除去するようにした。 - 詳しくはV6.97βでの改変内容を参照ください。
Version 6.96 (2020/10/27)
- 主な修正点
・VirusTotalでウイルスチェックする機能を復活させた。ただしVirusTotalのAPIキーを各ユーザー様が取得すれば使える方式にした。
・メール本文中のURLのドメイン名部分を強調表示するようにした。
・Microsoft OAuth認証で管理者権限が無いユーザー様用の配慮をいろいろ追加した。(管理者が認証する用のURLの表示など)
・Microsoft Graph APIで送信できる添付ファイルサイズの再現を3メガバイト程度から150メガバイト程度に拡張した。
・HTMLメールViewer V4.00とセットで、Chromium EdgeブラウザエンジンでHTMLメールをインライン表示できるようにした。また、Internet Explorerブラウザエンジンを使う場合でも、常にIE11互換相当で動作するようにした。
・添付ファイルを保存する時にZoneIDを付加する動作を基本ONにした。(セキュリティ強化のため)
・「重複メールのチェック」で複数フォルダにまたがって重複チェックできるようにするなどの機能追加。 - 詳しくはV6.96βでの改変内容を参照ください。
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