Windows の通信を監視し、接続先情報をモニタリングできるソフト
秀丸ネットモニター
- 対応OS:
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10, Windows Server 2003
- バージョン:
- 4.03(2021/03/29)
外部と通信している実行ファイル名、接続先の国、名称を一覧で表示してくれるソフトです。
いつも使っているソフトでもバージョンアップによって不穏な通信をするように変更されていないか、あまり信頼できないソフトがどんなところに通信しているか、などをチェックできます。
除外リストが用意されており、特定の接続情報を非表示にすることも可能。
接続先一覧のファイル出力や通信状況ログを利用して、後からでも通信状況を確認できます。
- 提供元:
- 有限会社サイトー企画
- 制作ソフト一覧を見る
※ 個人使用に限り無料で利用できます。法人の場合はライセンス購入が必要です。
秀丸ネットモニター の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、ページ下部の「ダウンロード」項目内の「hmnetmon403_signed.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(hmnetmon403_signed.exe)からインストールします。
使い方
基本的な使い方
本ソフトを起動するとモニター画面が表示されます。表示される項目は、次の通りです。
- 国
- 接続先の名前
- 開始時刻
- 終了時刻
- IPアドレス
- 実行ファイル名
タスクトレイにアイコンが表示される
画面右上の「×」ボタンをクリックして閉じるとタスクトレイに最小化します。- タスクトレイには
アイコンが表示されます。
この国旗アイコンは現在通信している国のアイコンを表示し、複数の国と通信している場合、国のアイコンが約1秒ごとに切り替わります。 アイコンをクリックするか右クリックすると、現在通信している国のアイコン、接続先の名前、実行ファイル名が一覧で表示されます。
アイコンをダブルクリックするか、右クリックメニューの「秀丸ネットモニターを開く」をクリックすると、本ソフトのモニター画面が表示されます。
- タスクトレイには
アイコンも表示されます。
マウスカーソルを乗せると、ダウンロード/アップロードの通信量が表示されます。 アイコンの右クリックメニューから「通信量を小ウィンドウ表示」をクリックしてチェックを入れると、通信量が小さいウィンドウで表示されるようになります。
接続項目の詳細を表示する
項目をダブルクリックするか、右クリックメニュー「プロパティ」をクリックすると、プロパティ画面が表示されます。プロパティ画面からは次の内容を確認できます。
- 接続先の国識別
- 接続先の組織名
- 接続先のIPアドレス
- 接続開始時刻
- 接続終了時刻
- 接続時間
- 実行ファイル名
- 除外対象

除外リスト
除外リストに追加する
いつも通信しているソフト、接続先などを指定してリストに非表示にできます。除外リストを利用することで、見慣れない通信が発生するとすぐに気付くことができたりします。
- モニター画面から除外したい項目を右クリックし「除外リストに追加」をクリックします。
- 「除外リストの編集」画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。 - 除外リストに追加され、モニター画面から非表示になります。
除外リストを編集する
- モニター画面のメニューバーから「設定」⇒「除外リスト」とクリックします。
- 「除外リスト」画面が表示されます。
- 「編集」ボタン
登録している除外リストの項目を編集します。 - 「追加」ボタン
手動で新規に除外リストに追加します。 - 「削除」ボタン
登録している除外リストの項目を削除します。
- 「編集」ボタン
接続先一覧を保存する
モニター画面に表示されている接続先一覧をテキスト形式でエクスポートできます。- モニター画面のメニューバーから「ファイル」⇒「接続した先の一覧をファイルに出力」とクリックします。
- 「接続した先の一覧をファイルに出力」画面が表示されます。
保存先、形式を次の項目から選択して「保存して開く」ボタンをクリックします。
- 接続先の名前別にIPアドレスをまとめて出力
- 接続先のIPアドレスすべて出力
更新履歴
Version 4.03 (2021/03/29)
- V4.02に添付したIP2CV6.binファイルが壊れてたバグ修正。
Version 4.02 (2021/03/29)
- サイトー企画の住所変更。
- whois検索した結果の解析ロジック少し変更。
- IPv4アドレスの国識別データベースを最新にした。
Version 4.01 (2021/03/16)
- IPv6でインターネット接続する環境(V6プラス)でIPv6での接続先が非常に多いと保護違反が出たり応答なしになったりするバグ修正。最近のWindows10環境で起きるようになったらしい。
- ネットワークの情報取得用のAPI呼び出しで保護違反が出たり応答なしになったりしてた時に、エラーメッセージを表示して終了するようにした。
- IPv6の接続先を監視しない用のオプション追加。
フィードバック
- 秀シリーズサポートフォーラム(その他秀シリーズサポート会議室)
https://www.maruo.co.jp/hidesoft/5/
Special thanks
本ソフトは Gonbe 様 のご推薦により掲載させていただきました。
(掲載日:2015年01月30日)