Firefox と同じレンダリングエンジンの Web ブラウザー、メールクライアント、HTML エディターがセットになったインターネットアプリケーションスイート
SeaMonkey
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Mozilla プロジェクトから分岐したインターネットアプリケーションスイートです。
Netscape Communicator の構成をルーツとしており、Webブラウザー、メールクライアント、HTML エディターがワンセットになっています。
Web ブラウザーは Firefox と同じレンダリングエンジン Gecko を採用し、メールクライアントは Thunderbird 同様の機能を搭載しています。
SeaMonkey の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Japanese」、「日本語」並びの「Download」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ 「Download」リンクは左から順に、Windows 64bit 版、Windows 32bit 版、macOS 64bit 版、Linux 64bit 版、Linux 32bit 版のリンクになります。 - ダウンロードしたセットアップファイル(seamonkey-2.53.17.1.ja.win32.installer.exe)からインストールします。
使い方
タブを追加する
メニューバーから「ファイル」⇒「新規作成」⇒「ブラウザータブ」とクリックするか Ctrl + T キーを押すと、新しいタブを追加できます。※ 「SeaMonkey と互換性がありません」と表示されてインストールできないアドオンが多いです。
アドオンをインストールする
- Add-ons for SeaMonkey へアクセスします。
- アドオンのリンクをクリックし、アドオンのページで「+ SeaMonkey へ追加」ボタンをクリックします。
- 「ソフトウェアのインストール」ダイアログボックスで「今すぐインストール」ボタンをクリックしてインストールします。
- インストールしたアドオンは、メニューバーから「ツール」⇒「アドオンマネージャー」とクリックするか、Ctrl + Shift + A キーを押して「アドオンマネージャー」画面から設定、無効化、削除できます。
メールクライアントを起動する
- メニューバーから「ウィンドウ」⇒「メールとニュースグループ」とクリックします。
※ スタートメニューまたはスタート画面で「SeaMonkey メール」を選択する方法もあります。 - メールクライアントの初回起動時には、「アカウントウィザード」が表示されます。
ウィザードの画面に従って、メールアカウントを設定して利用します。
メールを送受信できない場合
通常のアカウント作成だけでは詳細な設定を行えない場合があります。次の手順でメールアカウント設定を確認すると、メールを送受信できるようになる場合があります。
※ ここでは例として Yahoo!メール の場合の設定を記載します。
- メールアカウントの右クリックメニューから「設定」をクリックします。
メールアカウントの右クリックメニューから「設定」
- 「メールとニュースグループのアカウント設定」画面が表示されます。
メールの受信設定
左メニューから「サーバー設定」をクリックし、以下の内容を確認します。
- サーバーの種類
アカウント作成時に設定した POP/IMAP が設定されています。
※ POP/IMAP を選び間違えてしまった場合は、「メールとニュースグループのアカウント設定」画面左下にある「アカウントを削除」ボタンをクリックして一度アカウントを削除し、メニューバーから「ファイル」⇒「新規作成」⇒「アカウント」とクリックしてアカウントを再作成します。 - サーバー名
Yahoo!メールでPOP受信する場合は、pop.mail.yahoo.co.jp です。
※ Yahoo!メールでIMAP受信する場合は imap.mail.yahoo.co.jp です。 - ポート
Yahoo!メールでPOP受信する場合は、995 です。
※ Yahoo!メールでIMAP受信する場合は 993 です。 - ユーザー名
Yahoo!メールの場合は @ より左側を設定します。 - 接続の保護
Yahoo!メールの場合は SSL/TLS を選択します。 - 認証方式
Yahoo!メールの場合は 通常のパスワード認証 を選択します。
メールの送信設定
左メニューから「送信(SMTP)サーバー」をクリックし、画面右の「編集」ボタンをクリックして以下の内容を確認します。
- 説明
本ソフトで表示用の名前です。 - サーバー名
Yahoo!メールの場合は、smtp.mail.yahoo.co.jp です。 - ポート番号
Yahoo!メールの場合は、465 です。 - 接続の保護
Yahoo!メールの場合は SSL/TLS を選択します。 - 認証方式
Yahoo!メールの場合は 通常のパスワード認証 を選択します。 - ユーザー名
Yahoo!メールの場合は @ より左側を設定します。
- サーバーの種類
- 設定を確認したら「OK」ボタンをクリックします。
- メイン画面に戻り、画面左上の「受信」ボタンをクリックすると、パスワード入力画面が表示されるのでパスワードを入力するとメールを受信できるようになります。
RSS フィードの購読と表示
SeaMonkey ブラウザーで RSS フィードを購読すると、SeaMonkey メールでメールを読むかのように RSS フィードを購読できるようになります。- RSS フィードを配信している Web サイトを SeaMonkey ブラウザーで表示します。
- RSS フィードへのリンクやボタンなどをクリックします。
- ページ上部に「このフィードの購読に使用するフィードリーダー」が表示されます。
「ニュースとブログ」が表示されていることを確認して「今すぐ購読」をクリックします。 - SeaMonkeyメールが起動します。
左側ペインの「ブログとニュース」に、購読した RSS フィードが表示されます。
Composer(HTML エディター)
ルーツである Netscape Communicator と同様に、SeaMonkey には HTML エディターである「Composer」が含まれています。SeaMonkey ブラウザーのメニューバーから「ウィンドウ」⇒「Composer」とクリックすると起動できます。
※ ちなみにメニューバーから「ファイル」⇒「ウェブページを開く」とクリックしてURLを入力すると、ウェブページを読み込むことが可能です。
Composer の各モード
画面下部のタブから各モードを利用可能です。- 「標準」タブ
表の枠と名前付きアンカーを表示します。 - 「HTML タグ」タブ
すべての HTML タグアイコンを表示します。
※ ウェブページを開いた場合はレンダリングされたページにタグがオーバーラップされます。 - 「<HTML>ソース」タブ
HTML ソースを直接編集します。 - 「プレビュー」タブ
ブラウザーと同じように表示します。
※ CSSの編集支援機能はありません。「HTML タグ」モードでタグをダブルクリックし、表示されるダイアログボックスでCSSのインラインスタイルを追加・編集することはできます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 2.53.17.1 (2023/09/20)
- アップストリームの libwebp セキュリティ修正バグ 1852749。
- CVE-2023-4863: libwebpバグ 1852649のヒープ バッファ オーバーフロー。
- ansi でエンコードされた不正な文字列を修正します。l10n fr 問題のみのバグ 1847887。
Version 2.53.17 (2023/08/04)
- macOS の連絡先権限リクエストのバグ 1826719を修正します。
- debugQAバグ 1829683から SeaMonkey 2.57 のリンクを削除します。
- ライブラリから URL を開くと、外部バグ 1619108として扱われます。
- プレーンテキスト メッセージ内の自動生成リンクに対するスパム警告を無効にします(バグ 619031)。
- SeaMonkey ビルド ファイルを Python 3バグ 1635849に切り替えます。
- Composer のバグ 1828533から空のオーバーレイを削除します。
- xpfe オートコンプリートを comm-central suite bug 1418512に移動します。
- nsIPrefBranch2 および nsIPrefBranchInternalバグ 1374847を削除します。
Version 2.53.17 Beta 1 (2023/06/20)
- macOS の連絡先権限リクエストのバグ 1826719を修正します。
- debugQA バグ 1829683から SeaMonkey 2.57 のリンクを削除します。
- ライブラリから URL を開くと、外部バグ 1619108 として扱われます。
- プレーンテキスト メッセージ内の自動生成リンクに対するスパム警告を無効にします(バグ 619031)。
- SeaMonkey ビルド ファイルを Python 3バグ 1635849 に切り替えます。
- Composer のバグ 1828533 から空のオーバーレイを削除します。
- xpfe オートコンプリートを comm-central suite bug 1418512 に移動します。
- nsIPrefBranch2 および nsIPrefBranchInternalバグ 1374847 を削除します。
- ビルド システムで Python 2 から Python 3 への切り替えを続けます。
※ USB メモリー対応 : SeaMonkey, Portable Edition