- バージョン
- 10.10.1
- 更新日
- 2025/10/28
- 対応 OS
- Windows 7/8/8.1/10/11, Windows Server 2008/2012/2016/2019/2022/2025, macOS 12/13/14/15/26, Linux
- 言語
- 英語
- 価格
- 無料
ネットワークに接続しているデバイスに脆弱性がないかスキャンして検出した脆弱性をリストアップするソフトです。
脆弱性スキャンの結果を独自の VPR システムによってランク付けします。
検出された脆弱性は円グラフおよび一覧表示され、脆弱性についての説明や解決方法を確認することが可能です。
本ソフトは海外製で日本語には対応していません。
※ 家庭内利用できる Essentials 版では、ネットワークスキャンできるデバイスが 16 まで、コンプライアンスチェックやコンテンツ監査等の機能を利用できない制限があります。
Nessus Essentials の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトへアクセスし、名、姓、メールアドレスを入力して「送信して試用を開始する」ボタンをクリックします。
- 入力したメールアドレス宛にメールが届くので、メール内の「Download Nessus」をクリックします。
- ブラウザーでダウンロードページが表示されます。
「Downloads」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ Mac 版、Linux 版をダウンロードする場合は「Platform」プルダウンをクリックして選択します。 - ダウンロードしたセットアップファイルからインストールします。
使い方
初期設定
- 本ソフトをインストールするとブラウザーで「nessus」ページが表示されるので、「Connect via SSL」ボタンをクリックします。
※ 本画面を誤って閉じてしまった場合は、スタートメニューの「Tenable Network Security」⇒「Nessus Web Client」から表示できます。
※ 「Connect via SSL」ボタンをクリックすると、ブラウザーによってはセキュリティの警告が表示されます。Chrome の場合なら「詳細設定」ボタンをクリックして表示される「localhost にアクセスする(安全ではありません)」をクリックします。 - 製品選択画面が表示されます。
「Nessus Essentials」を選択して「Continue」ボタンをクリックします。 - アクティベーションコードの入手画面が表示されます。
ダウンロード時にメールアドレスを入力している場合は「Skip」ボタンをクリックしてスキップします。 - 届いているメール内の「Download Nessus」ボタン上にあるアクティベーションコードをコピーし、「Continue」ボタンをクリックします。
- 管理ユーザーのアカウントを作成します。
Username(ユーザー名)、Password(パスワード)を入力して「Submit」ボタンをクリックします。
※ ユーザー名とパスワードを忘れてしまうと次回以降利用できなくなり、再インストールおよびアクティベーションコードの再発行が必要になります。 - 初期処理を開始します。
※ 環境にもよりますが、数分~数十分程度かかる場合があります。 - 初期処理が終わると管理画面が表示されます。
ネットワークに接続しているデバイスを検出する に続きます。
基本的な使い方
ネットワークに接続しているデバイスをスキャンする
- 最初にホスト検出スキャンを行います。
次のように入力し「Submit」ボタンをクリックします。
- 範囲(192.168.0.1-192.168.0.255)
- カンマ区切り(192.168.0.0, 192.168.0.1)
- ネットワークに接続しているデバイスが検出されます。
スキャンしたいIPアドレスを選択して「Run Scan」ボタンをクリックします。
※ Nessus Essentials の場合、スキャン対象となるデバイス数は最大16に制限されます。 - ネットワークの脆弱性スキャンを開始します。
※ スキャン対象となるデバイス等によりますが、スキャン完了まで数分~数十分程度かかる場合があります。 - スキャンが終わると、スキャン結果がIPアドレスごとに棒グラフで表示されます。
脆弱性のレベルに応じて各色が表示されます。
- 赤色: Critical(致命的)
- 橙色: High(高い)
- 黄色: Medium(中くらい)
- 緑色: Low(低い)
- 青色: Info(情報)
- 画面上部の「Vulnerabilities(脆弱性)」タブをクリックすると、検出された脆弱性一覧が表示されます。
- クリックすると脆弱性の説明(Description)と解決方法(Solution)が表示されます。
- 画面上部の「VPR Top Threats」タブをクリックすると、本ソフト開発会社による VPR(Vulnerability Priority Rating=脆弱性の優先度の評価)システムによるランクが表示されます。
- 画面上部の「History(履歴)」タブをクリックすると、履歴が表示されます。
本ソフトを起動する方法
ブラウザーの画面を閉じてしまっても、スタートメニューの「Tenable Network Security」⇒「Nessus Web Client」から起動できます。更新履歴
Version 10.10.1 (2025/10/28)
- バグ修正
- スキャナーのクラッシュを引き起こす文字列処理の問題を修正しました。
- スキャナーのクラッシュの原因となっていたログ記録および統計収集の問題を修正しました。
Version 10.10.0 (2025/10/14)
- 新機能
- ホスト スキャンの最大期間を定義するグローバル タイムアウト設定が追加されました。
- Tenable Vulnerability Managementにリンクされたスキャナーのスキャナー プロファイルを介して、今後のソフトウェアおよびプラグインの更新に対するサポートが追加されました。
- 今後リリースされるTenable Vulnerability Managementプラグインのダウンロード同時実行機能のサポートが追加されました。
- Tenable Agentsの今後の CPU リソース制限設定のサポートが追加されました。これは、 Tenable Nessus Managerのエージェント プロファイルを介して構成可能になります。
- 変更された機能とパフォーマンスの強化
- クラスター環境では、スキャン実行時に子ノードが UUID ではなく人間が判読できるスキャン名を報告するようになり、可視性が向上しました。
- Tenable Nessus ManagerからTenable Vulnerability Managementへの移行プロセスに、トリガーされたスキャンと構成されたトリガーが含まれるようになりました。
- トリガーされたエージェント スキャンをコピーするときに、Tenable Nessus Manager にスキャンの履歴が含まれるようになりました。
- メイン ナビゲーション メニューのサイズを変更できるようになり、ユーザー エクスペリエンスが向上しました。
- 1 回のリクエストですべてのTenable Agentデータをエクスポートできる新しい API エンドポイントが追加されました。
- Linux システム上のスキャナーの場合、 nessuscli fetch --scanner-health-statsのコマンド ライン出力にヒープ メモリの統計が含まれるようになりました。
- 診断パケット キャプチャ機能が改善され、ICMP およびその他の IP ベースのプロトコルのサポートが含まれるようになりました。
- ssl_mode詳細設定を介して通信に TLS 1.3 を強制する機能を追加しました。
- Tenable Nessusの試用版でスキャン データと監査ファイルをエクスポートする機能が無効になりました。
- Tenable Nessus Essentials、Professional、Expert、およびトライアルから Terrascan を削除しました。
- バグ修正
- スキャン結果の電子メールに脆弱性の数が正しく表示されない問題を修正しました。
- 適切な権限を持つユーザーが特定のスキャン レポートを生成できない問題を修正しました。
- エージェント スキャン ポリシーがプラグイン ファミリのロック設定を無視する問題を修正しました。
- コマンドを実行する前にデータベースが完全に初期化されていることを確認することで、nessuscli fixコマンドの信頼性が向上しました。
- Tenable Nessus Managerで重複したリンク キーが許可される問題を修正し、エージェント リンクの競合を防ぐためにキーが一意であることを確認しました。
- 修正しましたセーフモードエージェント リスト フィルター。
- Windows でのインストールの失敗を防ぐために、インストール プロセス中の nessusd.exe の機能が改善されました。
Version 10.9.4 (2025/09/24)
- バグ修正
- 不要な rDNS ルックアップを排除することでスキャン パフォーマンスが向上しました。
- Windows でのインストールの失敗を防ぐために、インストール プロセス中の nessusd.exe の機能が改善されました。
- macOS 15.6 との互換性のために Tenable Nessus インストーラーを更新しました。
















