ソフトのアンインストールをより正確に行えるようにするソフト

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Uninstalr

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対応OS:
Windows 7/8/8.1/10/11
バージョン:
1.1(2023/08/03)
価格:
無料

Windows 用のアンインストーラーツールです。
本ソフトでソフトをアンインストールすることで、ソフト付属の通常のアンインストーラーでは削除しきれず残されてしまうファイルやレジストリエントリを検出して削除できます。
アンインストール済みにもかかわらず削除されずに残ってしまっている「残り物」が本ソフトで検出された場合は、それを削除することも可能です。
複数ソフトの一括アンインストールをサポートし、本ソフトが検出したインストール済みソフト一覧をクリップボードにコピーすることもできます。
「新しいソフトウェアの監視」を利用すると、監視中にインストールしたソフトによって追加されたファイルやフォルダー、レジストリキーやエントリを把握し、そのソフトのアンインストール時により高い精度で削除できるようになります。

提供元:

Uninstalr の使い方

ダウンロード

  1. 提供元サイトへアクセスし、「Click here to download the Setup version」リンクをクリックしてダウンロードします。
    USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用する場合は、「Click here to download the Portable version」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(Uninstalr_Setup.exe)からインストールします。
    Uninstalr - メイン画面

    Uninstalr - メイン画面

使い方

日本語化手順

  1. 本ソフトを起動するとインストール済みソフトの検索が開始されます。
    インストール済みソフトの情報検索

    インストール済みソフトの情報検索

  2. 検索が終わるとメイン画面が表示されます。
    日本語化前のメイン画面

    日本語化前のメイン画面

  3. 画面内を右クリックして表示される右クリックメニューか、画面左上の メニュー をクリックして表示される「Settings」をクリックします。
    画面左上メニューから「Settings」をクリック

    画面左上メニューから「Settings」をクリック

  4. 「Settings」画面が表示されます。
    設定画面

    設定画面


    「English - English」が選択されているので「Japanese - 日本語」を選択すると日本語表示になります。
    「設定を保存する」ボタンをクリックします。
    「English-English」項目をスクロールして「Japaense - 日本語」を選択すると日本語化

    「English-English」項目をスクロールして「Japaense - 日本語」を選択すると日本語化


基本的な使い方

メイン画面には次の項目が表示されます。
  • Type
    次のタイプが表示されます。
    • 残り物
      アンインストール後に残っている不要な残骸です。
    • 普通
      インストールされているソフトです。
    • Microsoft ストアアプリ
      Microsoft ストアアプリです。
  • Publsiher
    ソフトウェアの発行者です。
  • Software
    ソフトウェアの名称です。
  • Size
    インストールファイルサイズです。
  • Installed
    インストール日時です。
※ 「(知らない)」と表示されるものは unknown = 情報がない状態です。
メイン画面に表示される項目

メイン画面に表示される項目



アンインストールする
  1. 次のいずれかの手順にてアンインストールを開始します。
    • アンインストールしたい項目にチェックを入れて、画面下部の「アンインストール」ボタンをクリックする
    • アンインストールしたい項目をクリックして選択し、右クリックメニューから「アンインストール」ボタンをクリックする
    ※ 複数項目をまとめてアンインストールしたい場合はチェックを入れて画面下部の「アンインストール」ボタンをクリックします。
    右クリックメニューからアンインストール

    右クリックメニューからアンインストール

  2. アンインストールの確認画面が表示されます。
    ソフトのアンインストールに直接関係ないと思われる項目がリストされている場合は、直接編集して削除しないようにすることが可能です。

    以下のオプションの選択が可能です。
    • 実行中のすべてのプログラムを自動的に閉じてアンインストールを実行します
    • コンピュータを自動的に再起動してアンインストールを完了します
    ※ どちらもアンインストールのパフォーマンスを最適化するために必要な項目として、デフォルトでチェックが入っています。

    画面下部の「アンインストールの開始」ボタンをクリックします。
    アンインストール内容やオプションの確認

    アンインストール内容やオプションの確認

  3. アンインストール確認ウィンドウが表示されるので「Yes」ボタンをクリックします。
    アンインストールの実行確認

    アンインストールの実行確認

  4. アンインストールを行います。
    アンインストールの実行

    アンインストールの実行


    ※ アンインストール完了などのウィンドウは表示されません。
    ※ 「コンピュータを自動的に再起動してアンインストールを完了します」にチェックを入れている場合は PC が自動で再起動します。
    ※ 「コンピュータを自動的に再起動してアンインストールを完了します」にチェックを入れていない場合は「すべて完了!ただし、プロセスを完了するには、今すぐコンピュータを再起動する必要があります。」ウィンドウが表示されます。「OK」ボタンをクリックしても PC は再起動しません。
    「コンピュータの再起動」にチェックを入れていなかった場合はアンインストール実行後にメッセージが表示される

    「コンピュータの再起動」にチェックを入れていなかった場合はアンインストール実行後にメッセージが表示される


検索
画面左下の 検索 の「 (なし) 」をクリックして、キーワード入力するとインクリメンタル検索します。
インクリメンタル検索 … 1文字入力するたびにそのキーワードを含む検索結果を表示します。
「ab」と検索

「ab」と検索



フィルタ
画面右下の フィルタ をクリックして、次の項目の絞り込み表示が可能です。
  • 一致するもののみを表示
    「 (すべてを見せる) 」をクリックしてキーワード入力します。
    検索 と同じ内容です。
  • 一致を非表示にする
    「 (なし) 」をクリックしてキーワード入力します。
    検索 と逆の内容です。
  • Windows コンポーネントをリストしないでください
  • 組み込みの Windows アプリをリストしないでください
  • Microsoft からのものは何も記載しないでください
  • 10 MB 未満のソフトウェアはリストしないでください
  • 過去7日間にインストールされたソフトウェアのみをリストします
フィルタ(過去7日間にインストール…)にチェックを入れた状態)

フィルタ(過去7日間にインストール…)にチェックを入れた状態)



リストをコピーする
画面左上の メニュー をクリックして表示される「クリップボードにコピー」をクリックして、画面に表示されているリストをコピーできます。
※ CSV(カンマ)形式でコピーします。
※ リスト全体をコピーします。
※ リスト内のチェックボックスにチェックを入れると、チェックを入れた項目のみをコピーします。
画面左上のメニューから「クリップボードにコピー」でリストをコピー

画面左上のメニューから「クリップボードにコピー」でリストをコピー



ソフトウェアを監視する

ソフトのインストール時に本ソフトで監視しておくことで、インストールによって追加されたファイルやレジストリエントリをより正確に把握できるようになります。
※ アンインストール時により高い精度で削除できるようになります。
  1. メイン画面下部の「新しいソフトウェアの監視」ボタンをクリックします。
  2. 「これで、新しいソフトウェアをインストールできるようになり、Uninstalr がコンピュータに追加された新しいデータを自動的に検出します。」画面が表示されます。
    新しいソフトウェアの監視 - 実行画面

    新しいソフトウェアの監視 - 実行画面

  3. この状態で別のソフト(ここでは AutoHotKey)をインストールすると、「新しいソフトウェアが検出されました」項目の下に「AutoHotKey」が表示されます。
    画面下部の「すべてのデータを表示」ボタンをクリックします。
    AutoHotKey のインストールを検出

    AutoHotKey のインストールを検出

  4. AutoHotKey のインストールによって行われたファイルの配置、レジストリの書き込みを一覧表示します。
    • 「開いたフォルダ」ボタン
      インストールフォルダーを開きます。
    • 「ファイルに保存」ボタン
      表示されている内容をテキストファイルに保存します。
    • 「近い」ボタン
      この画面を閉じてリスト画面に戻ります。
    監視結果(追加されたファイルとフォルダー、レジストリキーまたはエントリ)の表示

    監視結果(追加されたファイルとフォルダー、レジストリキーまたはエントリ)の表示


更新履歴

Version 1.1
(2023/08/03)
  • 改善: 右クリック メニューにアンインストールが追加され、右クリック > アンインストールを実行するだけで 1 つのアプリをアンインストールできるようになりました。
  • 改善: Microsoft Store アプリがより適切に検出されるようになりました。以前は、名前や発行者のデータが部分的に間違っているか、欠落している可能性がありました。
  • 改善: ユーザーが残りのデータのスキャンのレベルを選択できるオプションを設定ページに追加しました。この設定により、Uninstallr を使用して、残りのデータを追加で削除せずに、削除されるアプリのアンインストーラーのみを実行および自動化できるようになりました。
  • 改善: ポータブル アプリと残りのアプリの検出がより正確になりました。
  • 改善: [すべてのデータを表示] ビューと [アンインストール] ビューの区別が改善されました。「すべてのデータを表示」ビューにも「アンインストール」ボタンが表示されなくなりました。
  • 改善: プログラムの動作に使用する RAM が少なくなりました。一部のシステムでは、メモリ不足エラーが原因でプログラムの起動に失敗する場合があります。この問題はまだ完全に修正されていませんが、今後はさらにまれに発生するはずです。
  • 改善: アンインストール データ ビューには、ビューに存在しないパスが含まれている可能性があることを説明するヒントが表示されるようになりました。これは、アプリのアンインストーラーを実行すると実際にシステムに新しいデータが作成される場合があるためです。存在しないパスをリストすると、これらのパスもアンインストール中に削除されます。
  • 改善: インストールされたソフトウェアの分析は、ほとんどのシステムでより速く動作するようになりました。
  • 修正: ユーザー インターフェイス言語を変更してから [設定を保存] をクリックしても、常に機能するとは限りません。つまり、新しく変更された言語設定は保存されません。
  • 修正: 場合によっては、アプリをアンインストールすると、Windows にブルー スクリーン オブ デス エラー メッセージが表示され、再起動されることがあります。これは完全に表面的な問題であり、データの損失やシステムへの損傷はありませんでした。
  • 修正: プログラムは、Windows PowerShell がシステムにインストールされており、使用できることを前提としています。そうでない場合、そのようなシステムではエラー メッセージが表示されます。この問題は修正され、プログラムは PowerShell が利用可能であると想定しなくなりました。

Version 1.0
(2023/07/27)
  • 初公開バージョンのリリース

フィードバック

ユーザーレビュー

  • 1

    現在の最新版1.1でレビューします

    河原崎
    河原崎
    投稿数: 1件
    Windows 11

    現在の最新版1.1でレビューします。
    結論から言うとOS再インストール(リカバリー)が必要になりました。
    データの一覧取得等については他の類似ソフトより多く検出はできるようですが、取捨選択があまいというか肝心なファイルまでやってしまいます。

    ちなみにアンインストールしたソフトはVLCメディアプレイヤーの3.0.18 x64版です。
    ※このソフト自体は結構な人がインストール等をしているのでやはりこのソフトが原因。OSのインストール日が9月1日に入れたところ&まあ入れたばかりなのでリカバリしても大丈夫だろうと考えて人柱。環境の影響もほぼこれ

    UIは、アンインストール対象ソフト一覧の日付がOSインストール日より前になってるとかドライバファイル更新の日とかになってたり、日本語も結構怪しいのでやっぱりなという感じでした。(Close=閉じるっていう訳がなんで「近い」って訳されるねん)

    動作中は他のソフトが操作できないような仕様かつターミナル(コマンドプロンプト)が2~3回がでてきて、ガッツリ改行で作業してますアピールするので、非常に使いにくいです。

    長くなりましたが、Win10以降はメンテナンス関係のソフトはMicrosoft製以外はやめといたほうが無難ということでした。

    8人が参考になったと回答しています。
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