高度な AI アルゴリズムを利用して低解像度の画像を拡大&補正するソフトです。
画像を選択して「Upscayl」ボタンをクリックするだけで画質を落とさずに画像を拡大できるのが魅力です。
画像拡大に利用するモデル(アルゴリズム)によって処理が異なり、デジタル画像向けの「DIGITAL ART」モデルも用意されています。
Upscayl の使い方
ダウンロード と インストール
使い方
基本的な使い方
Step 1:画像を選択する
本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。メイン画面左の「Step 1」下の「Select Image」ボタンをクリックして画像を選択します。
※ 対応フォーマット … png, jpg, jpeg, webp
ここでは、ぱくたそさんからダウンロードした S サイズの画像(800x448)の jpg 画像を選択します。
ここでは、ぱくたそさんからダウンロードした S サイズの画像(800x448)の jpg 画像を選択します。
Step 2:モデルを選択する
メイン画面左の「Step 2」項目から、画像の拡大&補正に利用するモデル(アルゴリズム)を選択します。- GENERAL PHOTO (REAL-ESRGAN) … 一般的な画像向け
- GENERAL PHOTO (FAST REAL-ESRGAN)
- GENERAL PHOTO (REMACRI)
- GENERAL PHOTO (ULTRAMIX BALANCED)
- GENERAL PHOTO (ULTRASHARP)
- DIGITAL ART
アップスケールモデルを選択
次のオプションも利用できます。
- Double Upscayl
このオプションを有効にすると、画像に対して upscayl が 2 回実行されます。これにより、処理時間が大幅に増加し、4K を超えるスケールではパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。 - Image Scale
スライダーを動かして 1K ~ 16K までの間で拡大するサイズを選択します。
※ 5 倍を超えると、一部のデバイスでパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
ここではデフォルトのまま何も変更しないものとします。
※ モデルに「GENERAL PHOTO (REAL-ESRGAN)」を選択し、Image Scale は 4K を選択している状態。
Step 3:保存フォルダーを選択する
メイン画面左の「Step 3」項目下の「Set Output Folder」ボタンをクリックして保存フォルダーを選択します。※ 変更しなかった場合、デフォルトでは「Step 1」で選択した画像ファイルと同じ場所に保存されます。
Step 4:アップスケールを実行する
メイン画面左の「Step 4」項目下に現在の画素数と変更後の画素数が表示されます。ここでは次のように表示されます。
Upscayl from 800x448 to 3200 x 1792
--
800x448 から 3200 x 1792 に拡大
「Upscayl」ボタンをクリックするとアップスケールを実行します。
アップスケールが完了すると、画面左にオリジナル、画面右にアップスケール後の画像が表示されるので、画面中央のスライダーを動かして確認できます。
※ 拡大した画像ファイルは「Step 3」で指定したフォルダーに保存されます。
画像を拡大して確認する
メイン画面右端の中央にある をクリックして右端から表示される「Zoom Amount(ズーム量)」のスライダーを動かして、画像を拡大表示できます。メイン画面右端のスパナアイコンからズームサイズを変更
再び をクリックして右端のメニューを閉じると画像が拡大されます。
ちなみにメイン画面右端のメニューからズーム方法を「Lens View」モードと「Slide View」モードから選択できます。
- Lens View
マウスカーソル位置の円形レンズ内に画像を拡大表示します。 - Slide View
マウスカーソルの位置を中心にして画像全体を拡大表示します。
更新履歴
Version 2.11.0 (2024/04/25)
- 何が変わったか
- Upscayl バックエンドを刷新しました!
- 4 倍以上のスケーリングが利用できるようになりました! 最大 16 倍のアップスケール (4 倍ベース、4 倍後のサイズ変更) をお楽しみください!
- カスタム幅オプションが更新されました!
- サイドバーを非表示にできるようになりました!
- 後処理は不要です! 画像は処理後にのみ保存されます。
- JPG と WebP に非可逆圧縮と可逆圧縮が追加されました! PNG に可逆圧縮が追加されました。
- スケール オプションがメイン画面に追加されました
- 設定に新しいタイル サイズ オプションを追加しました
- Upscayl ドキュメント ページを更新しました
- 英語以外の文字を含む画像でエラーが発生する問題を修正しました #770
- パフォーマンス向上のため、ロゴを SVG に変更しました
- コードのリファクタリングを多数行いました
- デフォルトのスケールでサイズ変更を停止するロジックを追加しました
- エラーを簡単にコピーできる新しいエラー トースト!
- カスタム幅/ダブル アップスケール使用時のアップスケール解像度を修正しました
- スライダーをデフォルト ビューにしました
- [出力フォルダー パスを記憶する] オプションを修正しました。Upscayl は出力パスを永続的に記憶するようになりました!
- 特別な変更
- 設定の上部 2 つのボタンに絵文字を追加しました
Version 2.11 Pre-Release (2024/04/22)
- 何が変わったか
- Upscayl バックエンドを刷新しました!
- 4 倍以上のスケーリングが利用できるようになりました!最大 16 倍のアップスケール(4 倍ベース、4 倍後にサイズ変更)をお楽しみください!
- カスタム幅オプションが更新されました!
- 後処理はもう不要です!画像は処理後にのみ保存されます。
- JPG と WebP に非可逆圧縮と可逆圧縮が追加されました!PNG には可逆圧縮が追加されました。
- スケール オプションがメイン画面に追加されました
- エラーを簡単にコピーできる新しいエラー トースト!
- カスタム幅使用時の upscayl 解像度を修正しました
- スライダーをデフォルト ビューにしました
- サイドバーを非表示にできるようになりました!
- 「出力フォルダー パスを記憶する」オプションを修正しました✅ Upscayl は出力パスを永続的に記憶するようになりました!
Version 2.10.0 (2024/03/01)
- 何が変わったか
- PNG → JPG 変換の問題を修正し、出力がなくなる問題を修正しました。
- 停止ボタンでアップスケール処理が停止しない問題を解決しました。
フィードバック
- Upscayl wiki
https://github.com/upscayl/upscayl/wiki - Issues - GitHub
https://github.com/upscayl/upscayl/issues - Discussions - GitHub
https://github.com/orgs/upscayl/discussions