音声ファイルの切り出し、結合や様々なエフェクト設定ができる多機能音声編集ソフト

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WavePad

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音声の録音、切り取り、分割、結合、無音部分の挿入・カットなどの「編集」、音量の調整、左から右へのパンの制御、逆方向への再生、フェードイン・フェードアウトやノイズ除去などできる「エフェクト」機能を利用できます。

対応OS:
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11, Mac OS X 10.5 以降, iOS, Android
価格:
無料
提供元:
制作ソフト一覧を見る
※ 本ソフトは非営利目的に限り、無償で利用できます。
※ 本ソフトは無料版が用意されており、指定の手順にて無料版のダウンロード、インストールが可能です。
※ 無料版では一部機能に制限があります。
※ 本ソフト終了時に同社製品の WavePad などのインストール推奨画面の表示、上位版の購入ページの表示、などされる場合があります。

WavePad の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「WavePad音声編集ソフト」項目右にある「Windows版をダウンロード」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ 本ソフトは無料版が用意されており、指定の手順にて無料版のダウンロード、インストールが可能です。
    ※ Mac 版の場合は「Mac OS X版をダウンロード」リンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイルからインストールします。

使い方

ファイルの読み込み

本ソフトを起動し、音声ファイルをドラッグ&ドロップするか、ツールバーの「開く」ボタンをクリックします。
WavePad - メイン画面

WavePad - メイン画面


※ 音声ファイルを複数開いた場合は、タブ形式で他のファイルへ切り替えることができます。
複数ファイルの読み込み

複数ファイルの読み込み



ツールバーのタブをクリックするなどして、以下の機能を利用できます。

「ホーム」タブ

表示された波形をドラッグして選択し、その範囲をコピー、切り取り、貼り付け、削除ができるほか、CD の読み込み、CD の書き込み※、コメントを付けておける「しおり」の設定などができます。
※ 「CDの書き込み」ボタンをクリックすると、同社製品のライティングソフトの Express Burn がインストールされます。
範囲を選択するとメニューがポップアップ表示される

範囲を選択するとメニューがポップアップ表示される



「編集」タブ

以下の編集ができます。
  • 削除
    選択箇所を削除します。
  • 分割
    ファイルを複数に分割します。
    • カーソル位置で分割
    • 自動的に分割する
    • 無音部分で分割
    • しおり位置で分割
    • チャンネル毎に分割
    • 等間隔で分割
  • 結合
    モノチャンネルを結合してステレオチャンネル化、または複数ファイルを継ぎ目なく結合します。
  • トリミング
    ファイルから特定部分をトリミング(除去)します。
  • 無音
    領域を無音にしたり、無音部分を挿入したりします。
  • クリーンアップ
    ノイズやクリック音、ポップ音の削除、音量調整など一連の音声クリーニングを行います。
  • 複製
    このファイルと同じ新規ファイルを作成します。
  • 新規クリップにコピー
    現選択位置を新規ファイルにコピーします。
  • 重ねて貼り付け
    カーソルが置いてある位置にクリップボードにコピーされているアイテムを貼り付け、既存の音声と重ねます。
  • ファイルを重ねる
    現在のファイルに他のファイルを重ねます。
  • 自主規制オン
    放送禁止用語やプライバシー侵害の恐れがある言葉を伏せる音声を挿入します。
  • ファイルを挿入
    特定の位置(冒頭/カーソル位置/末尾)にファイルを挿入します。
  • ループを繰り返す
    現選択個所を数回繰り返します。
  • 逆再生
    選択箇所またはファイル全体を反転し、逆方向に再生します。
  • ロスレス MP3
    再エンコードせずに基本的な MP3 編集を行います。
  • 音声タグ
    音声ファイルのメタデータを編集します。
  • サンプルを編集
    現在のファイルの各サンプルを編集します。
  • チャンネルを編集
    個別チャンネルを編集します。
  • 領域
    選択した音声を領域として保存します。
  • しおり
    ファイル位置をしおりとして保存します。
音声タグエディタ

音声タグエディタ



「レベル」タブ

  • 増幅
    現在選択している領域またはファイル全体の音量を調整します。
  • 正規化
    最も音量が大きい部分が選択したピークレベルと一致するよう音量を調整します。
  • 圧縮
    入力音量に合わせて出力音量を調整するための高度なツールです。
  • 自動ゲイン
    大きすぎる音量を下げ、小さすぎる音量を上げて全体の音量を均一化します。
    • 自動ゲイン制御
      完全に自動で調整します。
    • パラメトリック AGC
      最大ゲイン、最大減衰などのパラメータを調整します。
  • イコライザ
    特定の範囲の音声周波数の音量を調整します。
  • フェード
    フェードイン、フェードアウト、フェードアウトとトリミング、クロスフェードを適用します。
  • ステレオパン
    時間の経過に伴い音を左右に動かします。
  • 無音
    領域を無音にしたり、無音部分を挿入したりします。
自動ゲイン制御

自動ゲイン制御



「エフェクト」タブ

以下のエフェクトを付けられます。
  • 基本
    基本エフェクト(ファンタジー、SF、スピーカー…ほか)を適用します。
  • 人気
    人気エフェクト(自動ゲイン制御、速度変更、ボーカルを分離…ほか)を適用します。
  • プロ
    プロ仕様のエフェクト(ノイズ除去、ボイスチェンジ、サラウンドサウンド…ほか)を適用します。
  • エコー
    エコーを挿入します。
  • リバーブ
    リバーブを挿入します。
  • エンベロープ
    時間の変化に伴う音量の変化を調整します。
  • コーラス
    コーラスを挿入します。
  • エフェクトチェーン
    複数のエフェクトを組み合わせて適用できます。
  • 速度
    速度/ピッチを変更します。
  • 音声
    ボーカル減少、ボイスチェンジなどを適用します。
  • クリーンアップ
    ノイズ除去、クリック音/ポップ音を削除、自動ゲイン制御、ハイパス フィルタ、DC オフセット補正を適用します。
  • DirectX
    DirectX エフェクトを適用します。
  • フェード
    フェードイン、フェードアウト、フェードアウトとトリミング、クロスフェードを適用します。
  • 逆再生
    選択箇所またはファイル全体を反転し、逆方向に再生します。
  • 圧縮
    入力音量に合わせて出力音量を調整するための高度なツールです。
  • サラウンドサウンド
    サラウンドサウンドミックスを作成します。
エンベロープ

エンベロープ

エフェクトチェーン

エフェクトチェーン



「ツール」タブ

以下のツールを利用できます。
  • 一括処理
    一括処理画面を開き一度に多数のファイルを変換します。
  • 領域
    選択した音声を領域として保存します。
  • しおり
    ファイル位置をしおりとして保存します。
  • 着信音を作成
    選択されている音声を携帯電話に送信して着信音として使います。
  • ノイズ除去
    ノイズ除去ウィザードを使って音声ファイルから簡単にノイズを除去します。
  • ボーカル減少
    ボーカル削減ツールを使って音声からボーカル音を削減します。
  • ボーカルを分離
    音声クリップからボーカル音を抽出します。
  • ピーク検索機能
    選択したアイテムからサンプルのピークを検出します。
  • FFT
    FFTダイアログを開いて、ファイルの現在地の音声周波数のミックスを分析します。
  • TFFT
    TFFTダイアログを開いて、ある一定の時間の音声周波数のミックスを分析します。
  • 音声ライブラリ
    NCHの音声ライブラリからクリップをダウンロードします。
  • 文章の読み上げ
    音声合成ソフトを使って新規音声ファイルを作成します。
  • 言葉を検索
    認識されたテキストから言葉を検索します。
  • サラウンドサウンド
    サラウンドサウンドミックスを作成します。
ノイズ除去ウィザード

ノイズ除去ウィザード

ボーカル減少

ボーカル減少

FFT

FFT



「録音」タブ

メイン画面下部の 録音 ボタンをクリックするか、F5 キーを押すと、録音を開始できます。
※ 事前にマイク等の音声デバイスを接続しておく必要があります。
録音を終了するには、画面左下の 停止 ボタンをクリックするか、Esc キーを押します。

録音については「録音」タブから次の機能を利用できます。
  • 録音
    録音を開始します。
  • 重ね録り
    重ね録り/ミックス録音を開始します。
  • 音声起動
    音声を発することで録音を開始します。
  • 聴く
    録音中に音声を聴きます。
  • レベル
    録音前にレベルを調整します。
  • 録音オプション
    録音オプションの設定を変更します。
  • カウントダウン
    カウントダウンタイマーのオン/オフを切り替えます。
  • メトロノーム
    メトロノームのオン/オフを切り替えます。
  • 設定
    メトロノームの設定を変更します。
録音オプション

録音オプション



「ボイス」タブ

  • 文章の読み上げ
    音声合成ソフトを使って新規音声ファイルを作成します。
  • 言葉を検索
    認識されたテキストから言葉を検索します。
  • 音声
    ボーカル減少、ボイスチェンジなどを適用します。
  • エフェクト
    基本エフェクト(ファンタジー、SF、スピーカー…ほか)を適用します。
  • 速度
    速度/ピッチを変更します。
  • ボイスチェンジャー
    同社製品のボイスチェンジャーソフト Voxal がインストールされます。
ピッチと速度のプロファイル

ピッチと速度のプロファイル



対応フォーマット

MP3 / WAV / VOX / GSM / WMA / AU / AIF / FLAC / REAL AUDIO / OGG / AAC / M4A / MID / AMR など

ユーザーレビュー

  • コメント

    私のやり方が悪いのかもしれませんが、ダウンロードして使ってみた感想…

    awful
    awful
    1
    Windows 11

    私のやり方が悪いのかもしれませんが、ダウンロードして使ってみた感想を言います。
    無料ダウンロードと言いながら、体験版にすぎません。しかも体験期間は非常に短く、すぐに編集したファイルはwavepad独自の方式でしか保存できなくなります。つまりmp3やwavファイルとしては使えなくなるので、長々と編集しても徒労になります。以前は個人的な目的のためだけなら無料版を使い続けられたのですが、今はダメになりました。残念です。

    4人が参考になったと回答しています。
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  • 1

    更新してから使いづらくなった

    N.M
    N.M
    1
    Windows 10

    更新してから使いづらくなった。前までは曲の一部分を選択してから▶❙ボタンを押すと選択した箇所の最後尾にカーソルが移動してたのに、更新後は選択が解除され曲の最後尾にカーソルが移動するようになり、再度選択しなければならなくなった。
    また、楽曲を分割するとそれまでは二つの画面に分かれて数字が連番になっていたのに、更新後は分割前と分割後2画面の合計3画面に分かれ、さらに分割したものを再分割すると2_1,2_1_1・・・となって画面がどんどん増えてどこにどの箇所があるのか分かりずらくなった。おまけに速度変更で秒数指定しても1/100秒以上の誤差が出る有様。更新前は1/1000秒単位で正確だったのに完全な改悪でしかない。
    前のバージョンに戻してほしい。

    10人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    無料版と有料版(これも一定期間は未購入のまま全機能が使える猶予期間…

    REIKA
    REIKA
    8
    Windows 10

    無料版と有料版(これも一定期間は未購入のまま全機能が使える猶予期間があり、その後使えなくなる)を勘違いしたレビューが多いですね。

    まあそもそもは、ダウンロード先として提示されたページがよくないんですが。
    こちらのページの方がいいでしょう。
    https://www.nchsoftware.com/software/jp/free-downloads.html
    このメーカーの提供する無料版ソフトのダウンロードページです。

    まあ、こういうソフトは慣れもありますので、評価は難しいですが・・・。
    VSTエフェクトが無料版では使えないのが痛いです。
    当方なら、この一点でAudacityなど他のソフトを選びます。
    その点を除くと、まあ使えなくはないかな。初心者さんには、AudacityよりもUIが解りやすいかも。

    3人が参考になったと回答しています。
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