ローカルにサーバー環境を構築できる定番ソフト
XAMPP
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- 対応OS:
- Windows Vista/7/8/8.1, Windows Server 2008/2012, Mac OS X 10.6 以降, Linux
- バージョン:
- 8.1.5(2022/04/20)
PC 内に HTTPサーバー(Apache)、DBサーバー(MySQL)、FTPサーバー(FileZilla)、メールサーバー(Mercury)の環境を構築できるソフトです。
レンタルサーバーなどを借りることなく、ローカル環境でテスト的にアプリやサービスの構築、Webデザインの設計などが可能です。
- 提供元:
- Apache Friends
XAMPP 入門(英語)
XAMPP の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトへアクセスし、「XAMPP for Windows」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ SourceForge からポータブル版、Zip 版、7z 版のダウンロードが可能です。 - ダウンロードしたセットアップファイルからインストールします。
※ インストール時に「BitNami for XAMPP」画面が表示されます。XAMPP に WordPress を追加できるソフトです。「Learn more about BitNami for XAMPP」にチェックが入っていると Web サイトへアクセスするため、不要な場合はチェックを外すことで回避できます。
使い方
スタートメニューの XAMPP Control Panel からコントロールパネルを表示できます。
モジュール名の並びの「Start」ボタンをクリックするとサーバーが起動し、PID、使用している Port が表示され、モジュール名が
のように青色表示になります。
サーバーを停止する場合は同様に「Stop」ボタンをクリックします。
デフォルトのインストールフォルダーであれば、「C:\xampp\apache\conf」内に配置されています。
httpd.conf をテキストエディターで開き、58行目付近を次のように編集します。
【変更前】 : Listen 80
【変更後】 : Listen 8080
XAMPP Control Panel にて、Apache の「Start」ボタンをクリックすると、起動できるようになります。
Apache を起動させて、ブラウザーで http://localhost にアクセスすると、XAMPPのページを表示できるようになります。
最初に Apache と MySQL を「Start」ボタンをクリックして起動します。
Version 8.1.5
Version 8.1.4-1
Version 8.1.4
サーバーを起動する/停止する
XAMPP Control Panel を表示すると、Apache / MySQL / FileZilla / Mercury / Tomcat のモジュール名が表示されます。モジュール名の並びの「Start」ボタンをクリックするとサーバーが起動し、PID、使用している Port が表示され、モジュール名が

サーバーを停止する場合は同様に「Stop」ボタンをクリックします。
Apache が起動しない
「Problem detected!」、「Port 80 in use by "Unable to open process" with PID 4!」などと表示され、Apache が起動しない場合があります。このエラーは、既にPID 4 のプロセスがポート80を使用しているというエラーです。その場合はポート番号を変更してやる必要があります。Apache のポート番号を変更する
Apache のポート番号を変更するには、httpd.conf ファイルを編集します。デフォルトのインストールフォルダーであれば、「C:\xampp\apache\conf」内に配置されています。
httpd.conf をテキストエディターで開き、58行目付近を次のように編集します。
【変更前】 : Listen 80
【変更後】 : Listen 8080
XAMPP Control Panel にて、Apache の「Start」ボタンをクリックすると、起動できるようになります。
※ 使用するポートの8080は例です。81など別の番号でも設定できます。
Apache を起動させて、ブラウザーで http://localhost にアクセスすると、XAMPPのページを表示できるようになります。
※ ポート番号を8080に変更した場合は、http://localhost:8080 にアクセスします。
「日本語」リンクをクリックすると、「XAMPP Windows版へようこそ!」ページが表示されます。WordPress をインストールする
WordPress をインストールしてローカル環境で試す場合の手順です。最初に Apache と MySQL を「Start」ボタンをクリックして起動します。
MySQL にパスワードを設定する
- ブラウザーで http://localhost にアクセスし、「日本語」リンクをクリックします。
- 「XAMPP Windows版へようこそ!」ページが表示されます。
左メニューの「セキュリティ」をクリックします。 - 「XAMPP セキュリティ」ページが表示されます。
「=> http://localhost/security/xamppsecurity.php」リンクをクリックします。 - 「MySQLのセキュリティコンソール & XAMPPのディレクトリ詳細」ページが表示されます。
新しいパスワード、新しいパスワード(確認)を入力し、「パスワードを変更しました」ボタンをクリックします。 - MySQL のパスワード変更を有効にするために、MySQL を再起動します。
※ XAMPP Control Panel で MySQL を Stop して再度 Start させます。
BitNami for XAMPP をインストールする
WordPress 設定を簡略化できる BitNami for XAMPP を利用します。- BitNami for XAMPP へアクセスし、WordPress Module 横の「Download」ボタンをクリックします。
- ログインを求めるウィンドウが表示されます。すぐにダウンロードしたい場合は画面下部の「No thanks, just take me to the download」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイルを実行して WordPress をインストールします。
※ 「Create Admin account」画面にて、ログイン名、表示名、メールアドレス、MySQLパスワード、WordPressパスワードを入力します。
※ 「WordPress」画面にて、Blog name(ブログ名)を入力します。 - インストールが終わると、ブラウザーで「http://127.0.0.1/wordpress」が表示され、WordPress ブログページが表示されます。
※ ポート番号を8080に変更した場合は、http://127.0.0.1:8080/wordpress にアクセスします。 - 管理画面に入るには、「http://127.0.0.1/wordpress/login.php」にアクセスしてログインできます。
- 管理画面を英語表記から日本語表記に変更します。
「C:\xampp\apps\wordpress\htdocs」内にある wp-config.php をテキストエディターで開きます。 - 73行目付近にある表記を次のように変更します。
【変更前】 : define('WPLANG', '');
【変更後】 : define('WPLANG', 'ja');
保存した後、再び WordPress の管理画面を表示し、画面左の「Updates」をクリックします。 - 「Update Now」ボタンをクリックします。
- WordPress 日本語版がダウンロード、インストールされ、管理画面が日本語表記に変わります。
更新履歴
※ Google 翻訳で日本語にしています。
Version 8.1.5 (2022/04/20)
- これらのインストーラーには、次のコンポーネントが含まれています。
・7.4.29 / 8.0.18-0 / 8.1.5-0
・PHP 7.4.29, 8.0.18, 8.1.5
・Apache 2.4.53
・MariaDB 10.4.24
・Perl 5.34.1
・OpenSSL 1.1.1n(UNIXのみ)
・phpMyAdmin 5.1.3
Version 8.1.4-1 (2022/03/29)
- これらのインストーラーには、次のコンポーネントが含まれています。
・7.4.28-1 / 8.0.17-1 / 8.1.4-1
・PHP 7.4.28, 8.0.17, 8.1.4
・Apache 2.4.53
・MariaDB 10.4.24
・Perl 5.34.1
・OpenSSL 1.1.1n(UNIXのみ)
・phpMyAdmin 5.1.3 ・追加情報
・Windows 上の Tomcat のエラーを修正しました
Version 8.1.4 (2022/03/18)
- これらのインストーラーには、次のコンポーネントが含まれています。
・7.4.27-2 / 8.0.17-0 / 8.1.2-0
・PHP 7.4.28, 8.0.17, 8.1.1
・Apache 2.4.53
・MariaDB 10.4.24
・Perl 5.34.1
・OpenSSL 1.1.1n(UNIXのみ)
・phpMyAdmin 5.1.3