上位版:TuneBrowser Full Edition
ASIO / WASAPI によるハイレゾ音源、DSD 音源のネイティブ再生に対応した再生音質にこだわりたい方向けの音楽再生ソフトです。
音楽ファイルのタグ情報を管理しアルバムアートを自動で取得して見やすく整理。
クラシック音楽やリマスター版など一部の変則的なトラック構成でも管理や表示がわかりやすくなるよう考慮されています。
DirectX(Direct2D)を採用したシームレスな表示、DSD / FLAC / TTA / MP3 / AAC / WAV / WMA などの形式の再生、ドイツ語も表示できる Unicode 対応、アーティスト、作曲家、演奏家、楽曲名などの連想検索、Last.fm の Scrobble 対応、ソフトを終了しても聴いていたところから再開できるレジューム再生、ミニプレーヤー表示、モノラル出力の切り替え、左右出力の入れ替え、リサンプル処理の ON/OFF 切り替えなどの機能を利用できます。
※ Free Edition では 500 曲までの制限があります。
TuneBrowser の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「TuneBrowser(x64)Setup5.6.2.exe」リンク、または「TuneBrowser(x64.AVX2)Setup5.6.2.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(TuneBrowser(x64)Setup5.6.2.exe または TuneBrowser(x64.AVX2)Setup5.6.2.exe)からインストールします。
使い方
初期設定
- 本ソフトを起動すると「音楽ファイルのフォルダの指定」画面が表示されます。
ライブラリに取り込みたいフォルダーを選択して「追加」ボタンをクリックします。初回起動時 - 音楽ファイルフォルダーの指定
- 音楽の取り込みを開始し、音楽の取り込み、アルバムアートを自動取得します。
音楽を再生する
- 画面右上の「Player View」内の ボタンをクリックして再生できます。
- 画面右下の「Library Viewer」内のアルバムアートにマウスカーソルを乗せ、表示される ボタンから、そのアルバムの楽曲を再生できます。
プレイヤービュー(Player View)
初期設定では画面右上の配置されています。画面左の情報
アルバムアート(複数ある場合は自動で一定時間ごとに切り替わる)画面中央の情報
楽曲名、アーティスト名、アルバムタイトル、発売日、エンコード画面右の情報
プレイリスト、スペクトラムが重ねて表示されます。画面右下部の情報
- デバイス名
- 楽曲のサンプル周波数
- 楽曲のビット幅
- デバイスのサンプル周波数
- デバイスのビット幅
- デバイスの種類
ASIO または WASA(WASAPI) - デバイスのデータ型
最初の3文字は INT(Integer)、FLT(Float)、DoP、DSD、INV(無効)
「:」の後は L(LSB)または M(MSB) - WASAPI の動作モード
EXCL(Exclusive mode)または SHAR(Shared mode)を表示し、クリックで切り替えられます。 - WASAPI のバッファモード
Evnt(Event mode)または PUSH(Push mode)を表示し、クリックで切り替えられます。
- BITP
BitPerfect のレベル - RG
ReplayGain を適用する/しない - MAX
全体ゲインの切り替え - MONO
モノラル出力のON/OFF、または左右チャンネルの切り替え - REP
リピート再生(トラックリピート/「Playback Queue」タブの楽曲全体のリピート)の切り替え - RAND
ランダム再生 の切り替え - RSMP
Resample 処理の有無の切り替え - RAM
RAMDecode の切り替え
アルバムビュー(Library Viewer)
画面右下に「Library Viewer」タブとして表示されます。「Library Viewer」上のアイコン またはメニューバーから「表示」⇒「アルバムビューの表示形式」とクリックして表示を変更できます。
- ブロック表示
- ジャケット表示
- ジャケット整列表示
- ジャケット + 見出し表示(初期設定)
- カード表示
- ヘッダ表示
- トラック表示
- プレイリスト表示
ミニプレーヤー表示にする
メニューバーから「表示」⇒「まとめ設定」⇒「ミニプレーヤー主体の設定にする」とクリックするとミニプレーヤー表示になります。ミニプレーヤー表示
透明化しないようにする
初期設定ではミニプレーヤーの上にマウスカーソルを乗せると透明化して操作できなくなります。※ 透明化することでミニプレーヤー画面の下にあるウィンドウを操作できるようになっています。
※ 最初にタイトルバー部分(画面上部)にマウスカーソルを乗せると、タイトルバーにマウスカーソルを乗せている間は透明化しません。
※ 最初にタイトルバー部分(画面上部)にマウスカーソルを乗せると、タイトルバーにマウスカーソルを乗せている間は透明化しません。
ミニプレーヤー画面右上の アイコンをクリックすると、透明化しないようになります。
もう一度クリックすると、再び透明化が有効になります。
標準のプレーヤー表示に戻す
ミニプレーヤー画面右上の アイコンをクリックすると、元の標準のプレーヤー表示に戻ります。Last.fm の Scrobble と連携する
- メニューバーから「ファイル」⇒「設定」とクリックします。
- 「設定」画面が表示されます。
画面左のツリーメニューから「ネットワークの設定」をクリックします。 - 「ネットワークの設定」画面が表示されます。
「Last.fm へのアクセスの設定」項目の「Scrobble を有効にする」が「No」に設定されているので、ダブルクリックするか「No」右の▼をクリックして「Yes」を選択して「OK」ボタンをクリックします。 - 「Last.fm」への接続するためにユーザ名、パスワード入力画面が表示されます。
それぞれ入力して「OK」ボタンをクリックすると設定完了です。
テーマを変更する
メニューバーから「表示」⇒「テーマ」とクリックすると全8種類のテーマから切り替えることができます。対応フォーマット
- AAC(*.mp4, *.m4a)
- ALAC(*.mp4, *.m4a)
- AIFF(*.aif, *.aiff)
- APE(*.ape)
- CUE(*.cue)
- DSDIFF(DSD)(*.dff, *.dst)
- DSF(DSD)(*.dsf)
- FLAC(*.fla, *.flac)
- MP3(*.mp3)
- Ogg Vorbis(*.ogg)
- TTA(*.tta)
- WAV(*.wav, *.wave)
- WavPack(*.wv)
- WMA(*.wma)
更新履歴
Version 5.6.2 (1782) (2025/01/05)
- プリエンファシス処理された CD のリッピングに失敗する問題を改善しました.
- 設定をリストアすると、エラーが発生していないにもかかわらず、エラーと表示される問題を改善しました.
- このリリースは2024年12月にビルドしたものです. そのためコピーライト表記が2024年になっています. 次のリリースから2025年表記になります.
Version 5.6.1 (1780) (2024/11/19)
- CUESHEET 内に INDEX 01 以外の INDEX が記述されていると, 最初の INDEX しか保存されない問題を改善しました.
- Tree View のフィルタ用のツールバーでキーボードショートカットが効かなくなっていた問題を改善しました.
Version 5.6.0 (1778) (2024/11/01)
- WASAPI/ASIO での再生時の内部のデータの流れを示す Dataflow View を新たに追加しました. これまでもログには出力していた情報ですが、View 上で確認できるようになりました.
- Wave ファイルの 64bit float 形式の再生に対応しました.
- 高サンプルレートによる再生時の動作を調整しました.
- 32bit FLAC の再生に対応しました.
- ASIO ドライバへの適応を高めました.
- VST3 プラグインへの適応を高めました.
- UPnP デバイスに対して, そのデバイスが再生できるサンプリングレートの上限、ビット深度の上限、強制的に無効にしたい MIME タイプ、強制的に無効にしたい EncoderType を指定できるようにしました. 対応できないと判定した場合, トランスコード(ProxyStream)を使用して再生します.
- UPnP の状態を示す UPnP Status View を新たに追加しました.
- UPnP デバイスから受信した Metadata に異常があった場合にログ出力するようにしました.
- DENON の UPnP Renderer のための特別な設定を削除しました.
- UPnP デバイスから受信した DIDL/res をログ出力するようにしました.
- UPnP の Pause 解除の動作を改善しました.
- SOAP のタイムアウト設定を公開しました.
- Player View の ProxyStream のスペック表示をやめました.
- ProxyStreamのスペックを HTTP Server 側ではなく再生指示するPlayer側で行うようにしました.
- ProxyStream を ProxyStreamT と表記している問題を改善しました.
- UPnP での再生時の Player View のトランスコードの状況が正しく表示されない問題を改善しました.
- CUESHEET の INDEX の末尾がコロンではなくピリオドだった場合、フレーム数ではなく秒の小数点以下とみなすようにしました.
- CUESHEET 内に TRACKNUMBER が指定された状態で CUESHEET を更新すると, TRACKNUMBER の定義が多重になってしまう問題を改善しました.
- 選択されている楽曲の Tree View 上の位置を検索する際に, ルートノードを指定して検索できるようになりました.
- 「自動的に隠す/Auto Hide」モードによるペインの表示の対応を終了しました. これまでこの機能をご利用であった方々には申し訳ありません.
- デスクトップ表示の枠の色を変更し、個別に指定できるようにしました.
- キャプションフォントの大きさを調整しました.
- _CARTIST タグの定義内容について、新規インストールでない場合は5.5.xの内容を維持するようにしました.
- 人名を表示するための動的タグを導入しました.
- _PERSON_H: トラックのヘッダ表示
- _PERSON_F: トラックのフッタ表示
- _PERSON_A: アルバムのアーティスト表示
- _PERSON_D: トラック表示時のアルバムのアーティスト表示
- デスクトップ版はインストール時に接続されている SMB のバージョンを確認し、その情報に基いてネットワークドライブの監視を行うかどうかを決定するようにしました. UWP 版は引き続き手動での SMB のバージョンを確認が必要です.
- 起動時のイメージキャッシュの状況確認処理を終了時に変更しました.
- タブの名称を変更する際に拡張子は表示しない(変更できない)ようにしました.
- イメージの設定のキャッシュチェックのタイミングのボタンの動作が不適切だった問題を改善しました.
- 再生時に Player View 上部のバーが点滅することがある問題の改善を行いました.
フィードバック
※ 本ソフトは Gonbe 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2017年11月10日)