上位版:TuneBrowser Full Edition
ASIO / WASAPI によるハイレゾ音源、DSD 音源のネイティブ再生に対応した再生音質にこだわりたい方向けの音楽再生ソフトです。
音楽ファイルのタグ情報を管理しアルバムアートを自動で取得して見やすく整理。
クラシック音楽やリマスター版など一部の変則的なトラック構成でも管理や表示がわかりやすくなるよう考慮されています。
DirectX(Direct2D)を採用したシームレスな表示、DSD / FLAC / TTA / MP3 / AAC / WAV / WMA などの形式の再生、ドイツ語も表示できる Unicode 対応、アーティスト、作曲家、演奏家、楽曲名などの連想検索、Last.fm の Scrobble 対応、ソフトを終了しても聴いていたところから再開できるレジューム再生、ミニプレーヤー表示、モノラル出力の切り替え、左右出力の入れ替え、リサンプル処理の ON/OFF 切り替えなどの機能を利用できます。
※ Free Edition では 500 曲までの制限がありますが、最初の 30 日間は無制限で利用できます。30 日経過後は登録済みの曲はそのまま利用可能です。
TuneBrowser の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「TuneBrowser(x64)Setup5.7.1.exe」リンク、または「TuneBrowser(x64.AVX2)Setup5.7.1.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(TuneBrowser(x64)Setup5.7.1.exe または TuneBrowser(x64.AVX2)Setup5.7.1.exe)からインストールします。
使い方
初期設定
- 本ソフトを起動すると「音楽ファイルのフォルダの指定」画面が表示されます。
ライブラリに取り込みたいフォルダーを選択して「追加」ボタンをクリックします。初回起動時 - 音楽ファイルフォルダーの指定
- 音楽の取り込みを開始し、音楽の取り込み、アルバムアートを自動取得します。
音楽を再生する
- 画面右上の「Player View」内の
ボタンをクリックして再生できます。 - 画面右下の「Library Viewer」内のアルバムアートにマウスカーソルを乗せ、表示される
ボタンから、そのアルバムの楽曲を再生できます。
プレイヤービュー(Player View)
初期設定では画面右上の配置されています。画面左の情報
アルバムアート(複数ある場合は自動で一定時間ごとに切り替わる)画面中央の情報
楽曲名、アーティスト名、アルバムタイトル、発売日、エンコード画面右の情報
プレイリスト、スペクトラムが重ねて表示されます。画面右下部の情報
- デバイス名
- 楽曲のサンプル周波数
- 楽曲のビット幅
- デバイスのサンプル周波数
- デバイスのビット幅
- デバイスの種類
ASIO または WASA(WASAPI) - デバイスのデータ型
最初の3文字は INT(Integer)、FLT(Float)、DoP、DSD、INV(無効)
「:」の後は L(LSB)または M(MSB) - WASAPI の動作モード
EXCL(Exclusive mode)または SHAR(Shared mode)を表示し、クリックで切り替えられます。 - WASAPI のバッファモード
Evnt(Event mode)または PUSH(Push mode)を表示し、クリックで切り替えられます。
- BITP
BitPerfect のレベル - RG
ReplayGain を適用する/しない - MAX
全体ゲインの切り替え - MONO
モノラル出力のON/OFF、または左右チャンネルの切り替え - REP
リピート再生(トラックリピート/「Playback Queue」タブの楽曲全体のリピート)の切り替え - RAND
ランダム再生 の切り替え - RSMP
Resample 処理の有無の切り替え - RAM
RAMDecode の切り替え
アルバムビュー(Library Viewer)
画面右下に「Library Viewer」タブとして表示されます。「Library Viewer」上のアイコン

- ブロック表示
- ジャケット表示
- ジャケット整列表示
- ジャケット + 見出し表示(初期設定)
- カード表示
- ヘッダ表示
- トラック表示
- プレイリスト表示
ミニプレーヤー表示にする
メニューバーから「表示」⇒「まとめ設定」⇒「ミニプレーヤー主体の設定にする」とクリックするとミニプレーヤー表示になります。
ミニプレーヤー表示
透明化しないようにする
初期設定ではミニプレーヤーの上にマウスカーソルを乗せると透明化して操作できなくなります。※ 透明化することでミニプレーヤー画面の下にあるウィンドウを操作できるようになっています。
※ 最初にタイトルバー部分(画面上部)にマウスカーソルを乗せると、タイトルバーにマウスカーソルを乗せている間は透明化しません。
※ 最初にタイトルバー部分(画面上部)にマウスカーソルを乗せると、タイトルバーにマウスカーソルを乗せている間は透明化しません。
ミニプレーヤー画面右上の

もう一度クリックすると、再び透明化が有効になります。
標準のプレーヤー表示に戻す
ミニプレーヤー画面右上の
Last.fm の Scrobble と連携する
- メニューバーから「ファイル」⇒「設定」とクリックします。
- 「設定」画面が表示されます。
画面左のツリーメニューから「ネットワークの設定」をクリックします。 - 「ネットワークの設定」画面が表示されます。
「Last.fm へのアクセスの設定」項目の「Scrobble を有効にする」が「No」に設定されているので、ダブルクリックするか「No」右の▼をクリックして「Yes」を選択して「OK」ボタンをクリックします。 - 「Last.fm」への接続するためにユーザ名、パスワード入力画面が表示されます。
それぞれ入力して「OK」ボタンをクリックすると設定完了です。
テーマを変更する
メニューバーから「表示」⇒「テーマ」とクリックすると全8種類のテーマから切り替えることができます。対応フォーマット
- AAC(*.mp4, *.m4a)
- ALAC(*.mp4, *.m4a)
- AIFF(*.aif, *.aiff)
- APE(*.ape)
- CUE(*.cue)
- DSDIFF(DSD)(*.dff, *.dst)
- DSF(DSD)(*.dsf)
- FLAC(*.fla, *.flac)
- MP3(*.mp3)
- Ogg Vorbis(*.ogg)
- TTA(*.tta)
- WAV(*.wav, *.wave)
- WavPack(*.wv)
- WMA(*.wma)
更新履歴
Version 5.7.1 (1790) (2025/03/24)
- VST3プラグインの利用時に, コーデックとの組み合わせにおいて動作を停止することがある問題を改善しました.
- 新規インストールではなくバージョンアップを行った場合に、Group Viewのタイトルバーが表示されないことがある問題の対策を行いました.
- 再現させることができなかったので、見込みで対策を入れています.
- すでにバージョンアップされた場合には、残念ながら効果がありません. お手数ですが、Group View上で右クリックでメニューを表示させ「タイトルバー」の項目を選択してください. タイトルバーが表示されるようになります.
Version 5.7.0 (1789) (2025/03/22)
- UPnPの処理において、試験的にIPv6に対応しました.「Void(使用しない)」「Allow(許容する)」「Active(積極的に使用する)」のレベルが選択できます.
- Album Viewで選択されているグループ(アルバム)を表示するGroup Viewを新たに設けました (本来これをAlbum Viewと呼ぶべきかもしれませんが, その名称はもう使っているのでGroup Viewとしています).
- VST3プラグインを制御するスレッドを、デコードスレッドからデバイス制御スレッドに変更しました. これによりオフライン/非同期処理に対応していないVST3プラグインとの親和性を高めました.
- クエリの編集時に外部のテキストエディタを呼び出せるようにしました.
- クエリの項目名のところで右クリックのメニューから、あるいはダブルクリックでテキストエディタを呼び出すことができます.
- テキストエディタは、拡張子txtに関連づいたアプリケーションを呼び出します.
- テキストエディタでの編集時、改行やタブなど、TuneBrowser単体では使用できなかった文字も使用できるようになりますが、これらの文字はクエリとしては無視します.
- “//” (半角のスラッシュふたつ) から行末まではコメントとみなして、クエリとしては無視します.
- UPnPデバイスのボリュームをゲインで表示していましたがデバイスによって整合しないことが多いので、デバイスが使用している生のボリューム値を使用するようにしました.
- UPnPデバイス毎にボリュームの最大量を指定できるようにしました.
- メニュー項目にツールチップが表示されるようにしました. うるさい場合は設定で表示しないようにすることもできます.
- Crawlerの動作においてこれまでリパースポイントは無視するようにしていましたが、既定の設定で処理するように変更しました.
- Crawlerの動作において「ドライブごと存在しない場合は消去しない」は、登録フォルダの属するドライブだけを対象にしていましたが、すべてのドライブを対象にしました.
- Playlistファイルを表示しているタブの名称には拡張子は表示しないようにしました.
- 「Encoder」のデフォルトの表記を「Codec」に変更しました.
- 新規インストールの場合, 「再生した順」クエリは純粋に再生したものだけを対象とするようにして, 登録されただけの状態は未再生と扱うようにしました.
- 「前の自動無音再生を禁止する/No auto silent playback before」コマンドを追加しました.
- 複数の光学ドライブが存在している場合のCDの取り込みの動作を改善しました. これに伴い内部のCDリッピングの処理も変更になっていますので、もしなにかお気づきのことがあればお知らせください.
- ジャケット画像の読み込みが競合した場合に、正しく画像が表示されないことがある問題を改善しました.
Version 5.6.4 (1786) (2025/02/22)
- 起動時のSMB共有の確認時に、ある条件で動作を停止することがある問題を改善しました.
Version 5.6.3 (1783) (2025/02/07)
- DPI が変わった場合に, 動作を停止することがある問題を改善しました.
フィードバック
※ 本ソフトは Gonbe 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2017年11月10日)