ASIO / WASAPI によるハイレゾ音源、DSD 音源のネイティブ再生に対応した音質に定評のあるミュージックプレイヤーソフト

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TuneBrowser

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上位版:TuneBrowser Full Edition

バージョン
5.8.0
更新日
2025/07/15
対応 OS
Windows 10/11 (64bit)
言語
日本語
価格
無料
提供元

ソフト一覧を見る(1)

ASIO / WASAPI によるハイレゾ音源、DSD 音源のネイティブ再生に対応した再生音質にこだわりたい方向けの音楽再生ソフトです。
音楽ファイルのタグ情報を管理しアルバムアートを自動で取得して見やすく整理。
クラシック音楽やリマスター版など一部の変則的なトラック構成でも管理や表示がわかりやすくなるよう考慮されています。
DirectX(Direct2D)を採用したシームレスな表示、DSD / FLAC / TTA / MP3 / AAC / WAV / WMA などの形式の再生、ドイツ語も表示できる Unicode 対応、アーティスト、作曲家、演奏家、楽曲名などの連想検索、Last.fm の Scrobble 対応、ソフトを終了しても聴いていたところから再開できるレジューム再生、ミニプレーヤー表示、モノラル出力の切り替え、左右出力の入れ替え、リサンプル処理の ON/OFF 切り替えなどの機能を利用できます。

※ Free Edition では 500 曲までの制限がありますが、最初の 30 日間は無制限で利用できます。30 日経過後は登録済みの曲はそのまま利用可能です。

TuneBrowser の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「TuneBrowser(x64)Setup5.8.0.exe」リンク、または「TuneBrowser(x64.AVX2)Setup5.8.0.exe」リンクをクリックしてダウンロードします。
    USB メモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「ZIP」項目横のリンクをクリックしてダウンロードします。
    Microsoft Store 版はこちらからダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(TuneBrowser(x64)Setup5.8.0.exe または TuneBrowser(x64.AVX2)Setup5.8.0.exe)からインストールします。

使い方

初期設定

  1. 本ソフトを起動すると「音楽ファイルのフォルダの指定」画面が表示されます。
    ライブラリに取り込みたいフォルダーを選択して「追加」ボタンをクリックします。
    初回起動時 - 音楽ファイルフォルダーの指定

    初回起動時 - 音楽ファイルフォルダーの指定

  2. 音楽の取り込みを開始し、音楽の取り込み、アルバムアートを自動取得します。
    TuneBrowser - メイン画面

    TuneBrowser - メイン画面


音楽を再生する

  • 画面右上の「Player View」内の 再生 ボタンをクリックして再生できます。
  • 画面右下の「Library Viewer」内のアルバムアートにマウスカーソルを乗せ、表示される クリックして再生/停止 ボタンから、そのアルバムの楽曲を再生できます。

プレイヤービュー(Player View)

初期設定では画面右上の配置されています。

画面左の情報
アルバムアート(複数ある場合は自動で一定時間ごとに切り替わる)

画面中央の情報
楽曲名、アーティスト名、アルバムタイトル、発売日、エンコード

画面右の情報
プレイリスト、スペクトラムが重ねて表示されます。

画面右下部の情報
  • デバイス名
  • 楽曲のサンプル周波数
  • 楽曲のビット幅
  • デバイスのサンプル周波数
  • デバイスのビット幅

  • デバイスの種類
    ASIO または WASA(WASAPI)
  • デバイスのデータ型
    最初の3文字は INT(Integer)、FLT(Float)、DoP、DSD、INV(無効)
    「:」の後は L(LSB)または M(MSB)
  • WASAPI の動作モード
    EXCL(Exclusive mode)または SHAR(Shared mode)を表示し、クリックで切り替えられます。
  • WASAPI のバッファモード
    Evnt(Event mode)または PUSH(Push mode)を表示し、クリックで切り替えられます。

  • BITP
    BitPerfect のレベル
  • RG
    ReplayGain を適用する/しない
  • MAX
    全体ゲインの切り替え
  • MONO
    モノラル出力のON/OFF、または左右チャンネルの切り替え
  • REP
    リピート再生(トラックリピート/「Playback Queue」タブの楽曲全体のリピート)の切り替え
  • RAND
    ランダム再生 の切り替え
  • RSMP
    Resample 処理の有無の切り替え
  • RAM
    RAMDecode の切り替え

アルバムビュー(Library Viewer)

画面右下に「Library Viewer」タブとして表示されます。
「Library Viewer」上のアイコン アルバムビュー またはメニューバーから「表示」⇒「アルバムビューの表示形式」とクリックして表示を変更できます。
「表示」⇒「アルバムビューの表示形式」⇒「トラック表示」

「表示」⇒「アルバムビューの表示形式」⇒「トラック表示」


  • ブロック表示
  • ジャケット表示
  • ジャケット整列表示
    ジャケット整列表示

    ジャケット整列表示

  • ジャケット + 見出し表示(初期設定)
  • カード表示
  • ヘッダ表示
  • トラック表示
  • プレイリスト表示

ミニプレーヤー表示にする

メニューバーから「表示」⇒「まとめ設定」⇒「ミニプレーヤー主体の設定にする」とクリックするとミニプレーヤー表示になります。
ミニプレーヤー表示

ミニプレーヤー表示



透明化しないようにする
初期設定ではミニプレーヤーの上にマウスカーソルを乗せると透明化して操作できなくなります。
※ 透明化することでミニプレーヤー画面の下にあるウィンドウを操作できるようになっています。
※ 最初にタイトルバー部分(画面上部)にマウスカーソルを乗せると、タイトルバーにマウスカーソルを乗せている間は透明化しません。

ミニプレーヤー画面右上の 自動的に透明化 アイコンをクリックすると、透明化しないようになります。
もう一度クリックすると、再び透明化が有効になります。

標準のプレーヤー表示に戻す
ミニプレーヤー画面右上の ドッキング アイコンをクリックすると、元の標準のプレーヤー表示に戻ります。

Last.fm の Scrobble と連携する

  1. メニューバーから「ファイル」⇒「設定」とクリックします。
  2. 「設定」画面が表示されます。
    画面左のツリーメニューから「ネットワークの設定」をクリックします。
  3. 「ネットワークの設定」画面が表示されます。
    「Last.fm へのアクセスの設定」項目の「Scrobble を有効にする」が「No」に設定されているので、ダブルクリックするか「No」右の▼をクリックして「Yes」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
    設定 - 基本の設定 - ネットワークの設定

    設定 - 基本の設定 - ネットワークの設定

  4. 「Last.fm」への接続するためにユーザ名、パスワード入力画面が表示されます。
    それぞれ入力して「OK」ボタンをクリックすると設定完了です。

テーマを変更する

メニューバーから「表示」⇒「テーマ」とクリックすると全8種類のテーマから切り替えることができます。
「表示」⇒「テーマ」⇒「State Gray (Auto)」

「表示」⇒「テーマ」⇒「State Gray (Auto)」



対応フォーマット

  • AAC(*.mp4, *.m4a)
  • ALAC(*.mp4, *.m4a)
  • AIFF(*.aif, *.aiff)
  • APE(*.ape)
  • CUE(*.cue)
  • DSDIFF(DSD)(*.dff, *.dst)
  • DSF(DSD)(*.dsf)
  • FLAC(*.fla, *.flac)
  • MP3(*.mp3)
  • Ogg Vorbis(*.ogg)
  • TTA(*.tta)
  • WAV(*.wav, *.wave)
  • WavPack(*.wv)
  • WMA(*.wma)

更新履歴

Version 5.8.0 (1794)
(2025/07/11)
  • ファイル更新時のCrawlerの動作を改善しました (フォルダ全体を再確認する回数を減らしました).
  • トラック表示のフッタ表示の標準形式を変更しました.
  • Album View系の表示におけるツールチップ領域の表示を改善しました.
  • フォントの指定に関する動作を改善しました.
  • 設定ダイアログボックスの項目名の検索に対応しました.
  • Microsoft Media Foundationを使用した内蔵MP3エンコーダに対応しました. lame.exeなど外部のツールを用意しなくても、より簡易にMP3のエンコードを行えるようになりました.
    • なおMedia FoundationはCBRのみ対応です. ABRやVBRを使用したい場合はこれまで通り外部のツールを使用してください (lame.exeを使用するデフォルトの設定も残してあります).
  • Op.やBWVなどの表記から番号を自動抽出する _OPUS タグを追加しました. またこれに合わせて、Tree Viewに「作曲者 – 番号 – 楽曲」(“Composer – Number – Content”)形式のツリークエリを追加しました.
  • Album View系の表示において、文字列が表示領域からあふれてすべて表示できていない部分にツールチップが表示されるようにしました.
  • イメージの管理ダイアログボックスで、クリップボード上のビットマップを「貼り付け」られるようにしました.
  • イメージの管理ダイアログボックスの表示形式を変更し、画像のサイズなどがつねに表示されるようにしました.
  • 設定ダイアログボックスから動的タグの一覧を表示できるようにしました.
  • グループ表示の既定の形式に小さいイメージ表示を追加しました.
  • 複数ファイルを指定して起動した場合の動作を改善しました.
  • UPnP Media ServerのTuneIDのURIに疑似拡張子をつけない設定を追加しました.
  • アンカーから表示するホバーウィンドウをクリック時のみ表示する設定を追加しました.
  • ホバーウィンドウの消去条件を見直しました.
  • WavPackに格納されたDSD形式を、WV DSD形式として独立させました.
    • すでにTuneBrowserに登録済みのトラックについては、自動では更新されません. 右クリックメニューから「データベースの更新」を実施してください.
  • Viewに適用できるフォントの一覧を適切なものになるように見直しました.
  • CDの取り込み完了時の音を設定できるようにしました.
  • 表示履歴の保存形式の問題を改善しました.

Version 5.7.1 (1790)
(2025/03/24)
  • VST3プラグインの利用時に, コーデックとの組み合わせにおいて動作を停止することがある問題を改善しました.
  • 新規インストールではなくバージョンアップを行った場合に、Group Viewのタイトルバーが表示されないことがある問題の対策を行いました.
    • 再現させることができなかったので、見込みで対策を入れています.
    • すでにバージョンアップされた場合には、残念ながら効果がありません. お手数ですが、Group View上で右クリックでメニューを表示させ「タイトルバー」の項目を選択してください. タイトルバーが表示されるようになります.

Version 5.7.0 (1789)
(2025/03/22)
  • UPnPの処理において、試験的にIPv6に対応しました.「Void(使用しない)」「Allow(許容する)」「Active(積極的に使用する)」のレベルが選択できます.
  • Album Viewで選択されているグループ(アルバム)を表示するGroup Viewを新たに設けました (本来これをAlbum Viewと呼ぶべきかもしれませんが, その名称はもう使っているのでGroup Viewとしています).
  • VST3プラグインを制御するスレッドを、デコードスレッドからデバイス制御スレッドに変更しました. これによりオフライン/非同期処理に対応していないVST3プラグインとの親和性を高めました.
  • クエリの編集時に外部のテキストエディタを呼び出せるようにしました.
    • クエリの項目名のところで右クリックのメニューから、あるいはダブルクリックでテキストエディタを呼び出すことができます.
    • テキストエディタは、拡張子txtに関連づいたアプリケーションを呼び出します.
    • テキストエディタでの編集時、改行やタブなど、TuneBrowser単体では使用できなかった文字も使用できるようになりますが、これらの文字はクエリとしては無視します.
    • “//” (半角のスラッシュふたつ) から行末まではコメントとみなして、クエリとしては無視します.
  • UPnPデバイスのボリュームをゲインで表示していましたがデバイスによって整合しないことが多いので、デバイスが使用している生のボリューム値を使用するようにしました.
  • UPnPデバイス毎にボリュームの最大量を指定できるようにしました.
  • メニュー項目にツールチップが表示されるようにしました. うるさい場合は設定で表示しないようにすることもできます.
  • Crawlerの動作においてこれまでリパースポイントは無視するようにしていましたが、既定の設定で処理するように変更しました.
  • Crawlerの動作において「ドライブごと存在しない場合は消去しない」は、登録フォルダの属するドライブだけを対象にしていましたが、すべてのドライブを対象にしました.
  • Playlistファイルを表示しているタブの名称には拡張子は表示しないようにしました.
  • 「Encoder」のデフォルトの表記を「Codec」に変更しました.
  • 新規インストールの場合, 「再生した順」クエリは純粋に再生したものだけを対象とするようにして, 登録されただけの状態は未再生と扱うようにしました.
  • 「前の自動無音再生を禁止する/No auto silent playback before」コマンドを追加しました.
  • 複数の光学ドライブが存在している場合のCDの取り込みの動作を改善しました. これに伴い内部のCDリッピングの処理も変更になっていますので、もしなにかお気づきのことがあればお知らせください.
  • ジャケット画像の読み込みが競合した場合に、正しく画像が表示されないことがある問題を改善しました.

フィードバック


※ 本ソフトは Gonbe 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2017年11月10日)

ユーザーレビュー

  • 5

    なんかこの手のソフトにお金かけるのどうの言う人いますが「はあ?」

    長年使ってます
    長年使ってます
    1
    Windows 11

    なんかこの手のソフトにお金かけるのどうの言う人いますが「はあ?」
    趣味なんだから最低限作者に敬意示しましょうよ。男(女性でも)なら黙って課金

    さてはて、このソフトもう4年以上のお付き合いですが正統に進化してますね
    自分の環境は決して高級オーディオ機器をずらっと揃えてって訳ではないですが
    PCモニターSPもヘッドホンアンプ(DAC)もヘッドホンもそこそこの使ってます
    断言します!これつかったらfoobar2000の音は「ぬるい」と!

    ハイレゾ聞くとその解像度の高さ実感できます。もちろんリサンプルして
    なんちゃってハイレゾしても音は変わります(いいか悪いかは別)
    設定煮詰めると出来ることいっぱいあって飽きません。音楽ソフトとして最高峰かと

    14人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    本当に個人で開発したのか疑わしい程の高品質プレーヤー(笑)

    hero
    hero
    1
    Windows 10

    本当に個人で開発したのか疑わしい程の高品質プレーヤー(笑)。

    ①まず、インターフェイスが美しい...。
    DSD512再生だと明らかに音の厚みが増す事を確認。
    非対応CDも、128でリッピングしたらDSD規格で再生され
    それ以上は不可。疑似PCM変換の為?

    ②曲名や歌手名が動き回るのを止めたかったが何故かマニュアル
    の理解不足かできず。ウザイ!とあれこれいじったら消えた。
    その後復活を恐れ余計な事をしていない為どのボタンか不明(笑)。

    ③イコライザーはVST3で使用可能となっているが内蔵は無い。
    私も昔イコライザーに拘ったが同じアーティストのベスト盤を聴
    くにも結局1曲ずつ調整し直しなのであまりの手間に諦めた。
    リミックスやリマスタリングをしていても結局ダメなので
    Rec.時のアーティストポリシーと考える様にしている。
    ネットラジオなら尚更バラバラで手の付けようが無い。
    ユーザーがラジカセで聴く様になった時代、変な音にならぬ様に
    NS-10Mやラジカセを現場で鳴らしてあえてスペックダウン
    させていた事も現実としてある故。

    ④無料試用期間終了後、有料版を購入しないと曲の追加ができなく
    なる。しなしながら、1500円が2800円(税抜)に値上げされた
    のは如何に?
    この価格差は躊躇するユーザーが多く出たのでは?
    私のDL時点は500曲制限と言いながら曲数無制限の為、試用版
    の時にしこたまPCにDATAを入れておく事をお勧めする。
    また、paypalは普及率が低いので大手ペイ系の電子マネーに
    決済対応する、1000円キャンペーン等やって欲しい。
    T.B.の新規登録者減との事で心配。
    オーディオマニア以外の開拓が必要な時期に来たと感じている。
    コメント欄に続く

    8人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    TuneBrowserは、ハイレゾ音源も対応みたいだけど、いまのと…

    PPPPPP
    PPPPPP
    122
    Windows 10

    TuneBrowserは、ハイレゾ音源も対応みたいだけど、いまのところ無縁ですが
    ま、PCのスピーカー程度だし(笑)
    だけど、普通の音源でも、違いがわかりますね。
    音質にメリハリが有り、音が尖ってなくなめらかだから、良質な音に聞こえるのかな?
    昔の話だけどカセットデッキのナカミチが音が良いと言われてたけど原音忠実特性でなく、ちょっと高音息が高い周波数特性だったからだと思います。
    iTuneのように、音楽ファイルの入ってる親フォルダを選択することで
    サブフォルダ内の音源ファイルもまとめてリストアップできるのも便利です。
    リストはアルファベット、かな、漢字で並びでリストアップしてくれます。
    便利だぁ。
    フリーソフト100さんが記載していただいている說明では、ダブルクリックは
    デフォルトではOFFとなっていましたが、すでにONでした(変更したのかな?)。
    だけど、ファイルから直にTuneBrowserで再生にしても、自動で始まらないのが
    惜しいかな?だけど色々考えると★を減点するほどのことでもない。
    機能も多く、起動までは、AIMPのほうがはやくファイルから直に再生してくれるので
    mp3ファイルなどはAIMPに関連付けてます。

    2人が参考になったと回答しています。
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