動画・音声の転送やファイル転送、暗号化通信にも対応する軽量リモートデスクトップソフト
Brynhildr
- 対応OS:
- Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10, Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019
- バージョン:
- 2.6.0(2020/05/09)
- 価格:
- 無料
Brynhildr の使い方
ダウンロード
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「2.5.9」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(brynhildr260.zip)を解凍し、brynhildr.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
操作される側(サーバー側)を設定する
- 本ソフトを起動し、「Mode」を「Server」に設定します。
サーバーモードの設定
パスワード
クライアント側からの接続にパスワードを要求する場合は、「Password」を設定します。
ログイン画面の表示
クライアント側に、サーバーPCのログイン画面を表示させたい場合は、「Service」を「Entry」にします。
※ 管理者権限で実行していない場合、「Service」のドロップダウンに「Entry」が表示されません。
上記以外の項目は、デフォルトのままでかまいません。
「OK」ボタンをクリックします。- 「Windowsセキュリティの重要な警告」が表示された場合は、「名前」に「Brynhildr - RemoteDesktop」と表示され、「プライベートネットワーク」だけにチェックが入っていることを確認して、「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
- Brynhildr が接続待ち状態になり、タスクトレイに Brynhildr の
アイコンが表示されます。
OSにより、Brynhildr の接続待機ウィンドウが表示されている場合があります。
「OK」ボタンをクリックすると、接続待機ウィンドウは閉じます。
タスクトレイの アイコンをクリックすると、接続待機ウィンドウを再表示できます。
※ Brynhildr の「Not Open Port」というメッセージが表示された場合は、起動メニューウインドウの「Port」を、デフォルトの「55500」から変更し、再度「OK」ボタンをクリックしてください。
操作する側(クライアント側)からサーバー側へ接続する
- 本ソフトを起動し、「Mode」を「Client」に設定します。
クライアントモードの設定
- サーバー側のIPアドレスを教えてもらい、「IP」にサーバー側のIPアドレスを入力します。
- サーバー側で「Port」をデフォルトの「55500」から変更した場合は、同じポート番号を「Port」に入力します。
- サーバー側でパスワードを設定した場合は、同じパスワードを「Password」に入力します。
※ 上記以外の項目は、デフォルトのままでかまいません。 - 「OK」ボタンをクリックすると、サーバー側のデスクトップが、ウィンドウに表示されます。
リモートデスクトップを等倍表示する
サーバー側のデスクトップの表示倍率がウィンドウに合わせて変化します。この設定で粗く表示されて見づらい場合は、以下の操作でリモートデスクトップを等倍表示できます。
- リモートデスクトップウィンドウのタイトルバー左端のアイコンをクリックするか、タイトルバーを右クリックします。
- 表示されたメニューの「WindowScroll」をクリックしてチェックを入れます。
ファイルの転送(クライアント側からサーバー側)
- リモートデスクトップウィンドウのタイトルバー左端のアイコンをクリックするか、タイトルバーを右クリックします。
- メニューの「SendFile」をクリックし、「Select Send File」ダイアログでファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。
サーバー側の「brynhildr.exe」ファイルと同じ場所に「recv」フォルダーが自動的に作成され、その中にクライアント側からのファイルが転送されます。
※ タスクトレイの アイコンを右クリックし、「Received Files」を選択すると、「recv」フォルダーが開きます。
※ リモートデスクトップウィンドウに、ファイルをドラッグ&ドロップしても転送できます。
ファイルの転送(サーバー側からクライアント側)
- タスクトレイの
アイコンを右クリックし、「SendFile」をクリックします。 - 「Select Send File」ダイアログでファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。
- クライアントPCの「brynhildr.exe」ファイルと同じ場所に「recv」フォルダーが自動的に作成され、その中にサーバーからファイルが転送されます。
※ リモートデスクトップウィンドウのタイトルバー左端のアイコンをクリックし、「Received Files」を選択すると、「recv」フォルダーが開きます。
※ 接続待機ウィンドウに、ファイルをドラッグ&ドロップしても転送できます。
更新履歴
Version 2.6.0 (2020/05/09)
- 初回起動時に利用規約を表示するようにしました。
- Windows2000においてWindowsサービスに登録した際に発生する不具合を修正しました。
- VideoCodec「Compress」のパラメータを調整して少し画質を良くしました。
- 小さな不具合修正や微調整
Version 2.5.9 (2020/03/10)
- マウスホイールの処理を修正しました。
Version 2.5.8 (2020/02/01)
- 音声伝送周りで強制終了されてしまう可能性がある箇所がありましたので修正しました。
- ログ出力の際にプロセスIDが4桁しかなかったのですがこれを6桁にしました。
- その他微調整