Windows Vista/7/8/8.1/10 の小さい文字・画像を拡大表示

Windows Vista/7/8/8.1/10/11 には、小さな文字を拡大して表示できる”拡大鏡”というツールを標準で用意しています。

本ツールを使えば、よく見えない文字や画像でも虫眼鏡、老眼鏡を使わずとも拡大して表示できるようになります。
完全に老眼鏡の代わりになるわけではありませんが、一部だけ見にくいなどと言った場合に結構便利なツールだといえます。
※ Windows Vista/7/8/8.1 と Windows 10/11 では若干機能が異なります。


拡大鏡の使い方

ここでは、Windows 7 で拡大鏡を使う場合の流れを解説していきます。

<拡大鏡の場所>

まず、Windows マークをクリックしスタートメニューを表示させて、コントロールパネルをクリックします。
スタートメニュー

コントロールパネルが開いたら、コンピュータの簡単操作をクリックします。

次に、コンピュータの簡単操作センターをクリックします。

「拡大鏡を開始します」をクリックします。すると、拡大鏡が起動します。
※ 「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「アクセサリ」⇒「コンピュータの簡単操作」⇒「拡大鏡」からでも起動できます。

 

<拡大鏡の使い方>

「表示」⇒「全画面表示」

”拡大鏡”のプラス、マイナスボタンをクリックすると、ズームアップ、ズームアウトします。
表示方法は全画面表示、レンズ、固定の3パターン。
全画面表示は本ツールの周りをディスプレイ全体でズームアップします。
※ Windows 7/8/8.1 ではショートカットキーでも利用できます。Win + [+]キーで全画面表示のズームアップ・ズームインができます。


「表示」⇒「レンズ」

表示をレンズにすると、マウスカーソルの部分の一部だけをズームアップして、読みたい部分をピンポイントにズームアップできます。

「表示」⇒「固定」

固定は、レンズ位置を固定させてズームアップさせる方法です。
マウスカーソルと拡大表示位置が一緒に移動しないタイプです。
ドラッグしてこの固定位置を移動させることができます。
固定

それぞれの見方(全画面表示、レンズ、固定)の状態で設定ボタンをクリックすることで、レンズウィンドウのサイズを変更したり、画面の色を反転させて見やすくするなどの詳細を変更することもできます。
いろいろ試してみるのもよいでしょう。

ちなみに上記は Windows 7 の場合です。
Windows Vista の場合は”固定”のみ用意されています。
全画面表示を使いたい場合、Windows XP などの場合は表示文字拡大ソフトを使ってみてください。