Mullvad VPN と Tor プロジェクトのコラボにより誕生したプライバシーを重視したウェブブラウザー

Mullvad Browser のアイコン

Mullvad Browser

ダウンロード

バージョン
14.0.9
更新日
2025/04/02
対応 OS
Windows 10 以降, macOS, Linux
言語
日本語
価格
無料
提供元

Mullvad VPN(VPN 企業)と Tor Browser を開発している Tor プロジェクトが共同で開発したトラッキングとフィンガープリントを最小限に抑えるウェブブラウザー。
ブラウザーによって収集されるテレメトリを排除し、広告ブロックを標準で搭載。
検索エンジンにはプライバシーを重視する DuckDuckGo を採用しているほか、デフォルトでプライベートモードが有効になっており、Cookie、キャッシュ、履歴が保存されません。

※ 有料の Mullvad VPN を有効にすることでよりプライバシーを高めることができます。

Mullvad Browser の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページ へアクセスし、「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。
    ※ Mac 版、Linux 版を利用する場合は、「macOS」または「Linux」をクリックして表示されたページの「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(mullvad-browser-windows-x86_64-14.0.9.exe)からインストールします。

使い方

基本的な使い方

本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
Mullvad Browser - 起動時画面

Mullvad Browser - 起動時画面


基本的な使い方は Firefox と同じです。
新しいタブには空白ページが表示されます。
新しいタブ

新しいタブ



メイン画面右上に表示されているアイコンは次の通り。
  • iconセキュリティレベル
    セキュリティレベルを次の中から変更できます。
    • 既定の保護
      すべてのブラウザーとウェブサイトの機能が有効になっています。
    • 強力な保護
      危険なことが多いウェブサイトの機能を無効にし、一部のサイトの機能を失わせます。
    • 最大限の保護
      静的サイトと基本サービスに必要なウェブサイト機能のみを許可します。これらの変更は、画像、メディア、およびスクリプトに影響します。
    Security Level(セキュリティレベル)

    Security Level(セキュリティレベル)

    セキュリティレベルの変更

    セキュリティレベルの変更

  • icon新しい識別子
    「Mullvad ブラウザーを再起動」ボタンをクリックすると、本ソフトを再起動してすべてのウェブサイトのセッションをリセットします。
    ブラウザーを再起動してセッションをリセット

    ブラウザーを再起動してセッションをリセット

  • iconMullvad Browser Extension
    Mullvad VPN を利用する際に活躍するブラウザー拡張機能。
    Mullvad Browser Extension

    Mullvad Browser Extension

  • iconuBlock Origin
    広告ブロック機能。
    uBlock Origin の使い方についてはこちらから
    uBlock Origin による広告ブロック

    uBlock Origin による広告ブロック


更新履歴

Version 14.0.9
(2025/04/02)
  • すべてのプラットフォーム
    • Firefox を 128.9.0esr に更新
    • uBlock Origin を 1.63.2 に更新
    • バグ 416: Mullvad Browser 安定版を 128.9.0esr にリベース [mullvad-browser]
    • バグ 43601: Firefox 137 からのセキュリティ修正をバックポート [tor-browser]
  • macOS + Linux
    • バグ 404: about:rights の情報が正しくない [mullvad-browser]
  • ビルド システム
    • すべてのプラットフォーム
      • バグ 41420: ラベル更新の変更ログ スクリプトを更新 [tor-browser-build]
    • macOS + Linux
      • バグ 41375: バグ 41374+40799 をバックポート: update_responses の migrate_archs と migrate_langs のサポートを削除 + update-responses と dmg2mar のレガシー ロケール反復を削除[tor-browser-build]
      • バグ 41378: バックポート バグ 41363: プラットフォームごとに個別の update_responses コミットを作成する [tor-browser-build]
      • バグ 41383: 承認済みの firefox/geckoview 署名者リストに clairehurst を追加する [tor-browser-build]

Version 14.0.8
(2025/03/27)
  • Windows
    • バグ 404: about:rights の情報が正しくありません [mullvad-browser]
    • バグ 43592: Firefox 128.8.1esr からのセキュリティ修正をバックポート [tor-browser]
  • ビルド システム
    • Windows
      • バグ 41375: バグ 41374+40799 をバックポート: update_responses の migrate_archs と migrate_langs のサポートを削除 + update-responses と dmg2mar のレガシー ロケールの繰り返しを削除 [tor-browser-build]
      • バグ 41378: バグ 41363 をバックポート: プラットフォームごとに個別の update_responses コミットを作成 [tor-browser-build]
      • バグ 41383: 承認された firefox/geckoview 署名者のリストに clairehurst を追加 [tor-browser-build]

Version 14.0.7
(2025/03/04)
  • すべてのプラットフォーム
    • Firefox を 128.8.0esr に更新
    • バグ 395: Mullvad Leta をデフォルトの検索エンジンに設定する [mullvad-browser]
    • バグ 398: Mullvad Browser リリースを Firefox 128.8.0esr にリベースする [mullvad-browser]
    • バグ 403: Bugzilla 1915093 をバックポート: proxyDNS が有効になっている場合は HTTPS RR をプリフェッチしない [mullvad-browser]
    • バグ 43536: Firefox 136 からのセキュリティ修正をバックポートする [tor-browser]
  • macOS
    • バグ 43468: ScreenCaptureKit フレームワークは弱いリンクであるべき [tor-browser]
  • Linux
    • バグ 394: Debian Trixie に Mullvad Browser をインストールしようとするとパッケージが見つからない [mullvad-browser]
  • ビルド システム
    • すべてのプラットフォーム
      • バグ 41380: Mullvad の新しい GitHub アクションを使用するように kick-devmole スクリプトを更新する [tor-browser-build]
    • Linux
      • バグ 41385: Linux で libstdc++.so.6 のみをコピーする [tor-browser-build]

※ 本ソフトは owl 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2023年04月07日)

ユーザーレビュー

  • 2

    12.0.5 一部のマンガサイト 画像が表示されない

    散歩道
    散歩道
    1
    Windows 10

    12.0.5 一部のマンガサイト 画像が表示されない
    他のブラウザーは表示される

    pixvコミック コミックヴァルキリー等

    1人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 5

    【追記あり】Mullvad Browser の「公式」情報に従い、

    owl
    owl
    483
    Windows 10

    Mullvad Browser の「公式」情報に従い、
    テーマ、フォント、画面サイズ、など Settings(設定)のすべてを「デフォルト」のままで、
    拡張機能も追加せず、カスタマイズもせずに使用しています。

    ●即座に、ブラウザが(再)起動します!
    ●一瞬で(ブラウザの再起動で)すべてのデータを消去します。ツールバーの[New Identity]ボタンを押下すれば、一瞬でブラウザが再起動し、すこぶる使い勝手が良い。
    ●デフォルトでは、ブックマーク機能と検索機能が不便だったので、
    ブックマーク(アイコン)とサーチ(アイコン)をツールバーに配置しました。
    その方法は、画面上部のフリースペース(タブやボタンのない領域)で右クリックすることで「Customize Toolbar」にアクセスできます。
    (「Menu bar」を有効化した場合は、「View」→「Customize Toolbar」にアクセスできます)
    「Customize Toolbar」をクリックすると、表示されていないアイコンが見つかります。
    それをドラッグして好きな場所に貼り付け、最後に画面右下の[Done]をクリックします。

    デフォルトでは「個人的な好み」を我慢せざるを得ず、
    ブラウザ拡張機能「ツリースタイルタブ、ClearURLs、Cookie AutoDelete、Dark Background and Light Text、Feedbro、などなど」を絶対的に必要とも思っていましたが...。
    一途に、一週間ほど使い続けてみたところ、違和感が失くなってきました。

    今後も「Mullvad Browser」をデフォルトのままで使用するつもりです。
    VPN は、AdGuardVPN(パーソナルVPN を構築し、AdGuard VPN IPSec オンデマンド接続)を利用。


    総合的な対策として、
    システムレベルで「simplewall、AdGuard、AdGuardVPN、WPD、KeePass Password Safe 2」を適用し、ブラウザを補完しています。
    AdGuard は当初「無料版」を使用。極めて優秀だったため、80%オフの特別セール(年二回、ブラックフライデーとイースターに実施)時に永久ライセンスを取得。常用機「iPad」も対策できました。


    Mullvad Browser 使用上の最注意事項:
    「ブラウザフィンガープリント」対策を最重視しての設計なので、IPアドレスはマスキングされません。データコレクターやマスモニターが、IP アドレスからあなたを特定することを回避するために(そしてあなたの ISP からあなたのトラフィックを隠すために)、信頼できる「VPN」を使用されることを強くお勧めします。(出典:公式 FAQ)

    15人が参考になったと回答しています。
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  • 5

    【追記あり】owl 様ご推薦ブラウザということで、納得のプライバシー保護機能を…

    Gonbe
    Gonbe
    1,358
    Windows 10

    owl 様ご推薦ブラウザということで、納得のプライバシー保護機能を実感できました。
    セキリュティレベルを適度に変更可能なのが、私としては嬉しいポイントの一つです。
    基本操作は Firefox と同様ですが、日本で普及するには「日本語化」が望まれるかと。


    殆どのブラウザが個人情報を収集してビジネス展開しているという実態があり、
    何も知らない(知らされていない)ユーザーは、その餌食になっているのです。
    ネット利用ユーザーはセキリュティ意識をもっと高める必要があると思います。


    書き漏らしていましたが、インストール時には日本語が使用可能でした。
    デスクトップに置いたセットアップファイルからインストールしましたが、
    「インストール先の設定」がデフォルトで「デスクトップ」になっていて、
    「Mullvad Browser」フォルダの配下となっていたのには面食らいました。

    13人が参考になったと回答しています。
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