様々な方法で起動できる扱いやすいランチャーソフト

Orchis のアイコン

Orchis

ダウンロード

バージョン
18.0509
更新日
2018/01/03
対応 OS
Windows 10
言語
※ 日本語または英語のみを表示
日本語
価格
無料
提供元

デスクトップの何もないところをダブルクリックしたり、画面端にマウスカーソルを持っていったり、Ctrl + Alt + スペース キーなどからウィンドウを呼び出し、ソフトを起動でるランチャーソフトです。
ブラウザーメールソフトなどのアプリケーションの登録はもちろん、レジストリエディター、シャットダウンやログオフ、コントロールパネルなどの特殊項目についての登録ができ、必要な機能へすばやくアクセスできます。

Orchis の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトへアクセスし、「orchis-18.0509.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
    ※ Windows XP/Vista/7/8/8.1 対応版はそれぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(orchis-180509.zip)を解凍し、セットアップファイル(orchis_installer.exe)からインストールします。
    ※ インストール時に「通常版」か「ポータブル版」か選択できます。USBメモリー等で持ち運ぶ場合は「ポータブル版」を選択します。

使い方

初期設定

インストールが終わると初期設定ウィンドウが表示されます。
次の登録項目からランチャーに登録する項目を選択します。
  • 登録項目を個別に指定
    ソフト、フォルダー、電源管理等を個別に設定できます。
  • 設定ファイルを使用
    設定ファイルを読み込んで登録します。
  • 空のランチャでスタート
    何も登録しません。
  • スタートメニューのプログラムフォルダーで初期化
    スタートメニューに登録されているソフト、フォルダーを登録します。
どうしたらよいか悩んでしまうような場合は、一度「空のランチャでスタート」から選択してみても良いかもしれません。

「設定開始」ボタンをクリックすると設定を行い、終了したら「完了」ボタンをクリックします。

ランチャーを表示する

初期設定を終えると、ランチャーが起動してタスクトレイに表示されます。
次の方法でランチャーを表示できます。
  • デスクトップをダブルクリックする
  • マウスを画面端に持っていく
  • タスクトレイのアイコンをクリックする
  • Ctrl + Alt + スペース キーを押す

小窓を表示する
設定を変更することで、スタートボタンサイズの「小窓」を表示させることができます。
「小窓」をクリックしてランチャーを起動させることができるので、スタートボタンのように利用することも可能です。
小窓を表示させるには、タスクトレイのアイコンを右クリックして「小窓を表示する」をクリックして表示できます。
小窓を表示

小窓を表示



ランチャーにソフトを追加する

ランチャーを表示させた後、最前面表示にすることで、そのランチャーにソフトやファイル、フォルダードラッグ&ドロップすることで登録できます。
最前面表示にするには、ランチャーを表示させた後、画面左上の 常に表示 をクリックするか、タイトルバーを右クリックして「常に表示」をクリックしておきます。
元に戻す場合は、画面左上の 常に表示 をクリックするか、タイトルバーを右クリックして「常に表示」をクリックして元に戻します。

ランチャーに電源オプションなどを追加する

ランチャーを表示させて右クリックし、「特殊項目の追加」をクリックすると、Windows システムの次の項目を追加できます。
特殊項目の追加

特殊項目の追加



Windows の機能
  • ファイル名を指定して実行
  • レジストリエディタ
  • タスクマネージャ
  • システム構成ユーティリティ
  • ファイルの検索
  • コンピュータの検索
  • ネットワークドライブの割り当て
  • ネットワークドライブの切断
  • ハードウェアの安全な取り外し
  • フォルダーオプション

ログオン状態と電源管理
  • 終了オプションダイアログ
  • シャットダウン
  • 再起動
  • スリープ
  • 休止状態
  • ログオフ
  • コンピュータのロック

Orchisの提供する機能
  • メールの作成
  • ウェブサイトを開く
  • 複数項目を同時に実行させる
  • ホットキーの実行

特殊フォルダー
デスクトップ、コンピューター、ネットワーク、ホームグループ、ライブラリ、ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、ビデオ、ゲーム、パブリックのドキュメント、パブリックのピクチャ、パブリックのミュージック、パブリックのビデオ、コントロールパネル、お気に入り、プログラム、管理ツール、プリンタ、フォント、最近使ったファイル

スタートメニューに登録されたプログラム
スタートメニューに登録されているプログラムが一覧表示されます。

それぞれランチャーにドラッグ&ドロップして登録します。

項目名を変更する

ランチャーに登録した項目名を変更するには、項目の上で右クリックして「登録名の変更」をクリックします。

サブメニューやセパレータを登録する

フォルダーのような機能の「サブメニュー」、見た目をわかりやすく区切れる「セパレータ」を利用できます。ランチャー上で右クリックして「項目の整理」から、「直前にサブメニューを挿入」、「直前にセパレータを挿入」をクリックして設定できます。

「項目の整理」の「直前で折り返す」をクリックすると、ランチャーを2行以上に分けて表示させることができます。

アクセスキーを設定する

アクセスキーを設定することで、登録した項目へすばやくアクセスできます。
ホットキーに近い機能です。
  1. ランチャーに登録した項目を右クリックし、「項目の設定」をクリックします。
  2. 画面左の「項目の実行」をクリックし、「アクセスキー」を選択して「OK」ボタンをクリックすることで設定できます。
例えば CCleaner をランチャーに登録してアクセスキーに「C」を設定した場合、Ctrl + Alt + スペース キーを押してランチャーを表示、「C」キーを押して CCleaner を起動する一連の流れをすべてキーボードのみで行うことができるようになります。

パラメーターを設定する

パラメーターを付けてソフトを起動させることができます。
  1. ランチャーに登録した項目を右クリックし、「項目の設定」をクリックします。
  2. 画面左の「項目の実行」をクリックし、「パラメータ」を入力して「OK」ボタンをクリックすることで設定できます。
例えば Chrome のシークレットウィンドウを起動させたい場合は、パラメータの項目に「-incognito」と入力します。
これで Chrome 起動時は常にシークレットウィンドウで起動することが可能になります。
ランチャーには同じソフトをいくつも登録できるので、表示項目名をシークレットウィンドウに変更するなどして、わかりやすくしていても良いかもしれません。
項目の設定

項目の設定



更新履歴

Version 18.0509
(2018/01/03)
  • Windows10に正式対応

Version 17.1225
(2017/12/25)
  • ドメイン環境でインストールに失敗する不具合を修正
  • Windowsでファイルとアプリの関連付けを変更した場合にランチャのアイコンが変化しない不具合を修正

Version 17.1220
(2017/12/20)
  • ポータブル版のインストールに失敗する不具合を修正

ユーザーレビュー

  • コメント

    先にレビューされている方も言われてますが、このランチャー、ある種致…

    Wil
    Wil
    1
    Windows 8/8.1

    先にレビューされている方も言われてますが、このランチャー、ある種致命的なバグを抱えているようです。

    ランチャーから起動した場合と、普通にエクスプローラーから起動した場合とで挙動が変わるので調べてみたら、ランチャーが設定ファイルを読み込む際、作業フォルダの設定が読み込めていないようです。私はそこしか見ていませんが他にも読み込めていない可能性があります。

    おそらく設定データ格納領域をゼロクリアしたのちに読み込んでいるんでしょうが、作業フォルダの設定を読み込んでいないため、ここが必ず0=ドキュメントフォルダになってます。
    このソフトの言う作業フォルダはWindowsのショートカットで見る作業フォルダと同じでしょうけど、DOSレベルで見るとカレントディレクトリと同義だと思います。
    このランチャからどんなソフトを立ち上げても作業フォルダ=カレントディレクトリがドキュメントフォルダになるため各ソフトの設定ファイル等がすべてドキュメントフォルダ起点で読み書きされてしまいます。
    ユニークな名前の設定ファイル名やフォルダ名をつけているソフトなら先のレビューのとおり違う挙動で済むのですが、ありきたりの名前(例としてdefault.cnf等)を使っているソフトを複数起動させた場合、おそらく設定ファイルの奪い合いが発生して、情報破損が発生します。
    現状このランチャで問題なく使用できるのは起動したソフトが作業フォルダに依存しないつくりをしていることが必要かと思います。

    私としては、このメニュー形式でツリー状に登録できるランチャーがよかったので試したのですが、残念です。
    使用OSもWin8.1で作者さんのHPでも今後の更新予定無しとのことなので、このランチャは諦めたいと思います。

    8人が参考になったと回答しています。
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  • 1

    書き換えができないので、改めて書きます

    PPPPPP
    PPPPPP
    116
    Windows 10

    書き換えができないので、改めて書きます。
    いろいろ、おかしいです。
    設定が壊れてますとか、
    バックアップ取った設定を戻して動くけど、そこに少し手を加えると
    また、設定が壊れる。
    ヘルプはひらかないから、わからない。
    試行錯誤でやってますが、公式サイトには
    ここから*****
    Orchisのダウンロード
    Webサイトを「いまふう」に更新したいのですが・・・時間がないので、ひとまずダウンロードだけ用意しました。
    ■ for Windows 10
    Orchis release 18.0509 [orchis-18.0509.zip, 6.8MB]
    ・Windows10に正式対応
    <制限事項>
    ・「ウィンドウ全体を枠と同じにする」オプションは停止(Windows10でうまく動作しないため)
    ・ヘルプファイルは削除(更新の手間が取れないため)
    *****ここまで
    ヘルプ削除しましたって、せめて古いヘルプでもあれば参考になるのに。
    もう、何時間苦戦したか、わからなくなりました。
    申し訳ないけど、星です

    2人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    求めてる機能がなかった

    PPPPPP
    PPPPPP
    116
    Windows 10

    求めてる機能がなかった。
    普通にプログラムフォルダにインストールしてるソフトをランチャt-として使うには
    問題はないけど(普通レベル)、今、ランチャーはCLaunchを使っています。
    これが優秀なのですが、コレでできないことを補助するランチャーが欲しかった。
    ブラウザは、Firefoxを使っていますが、Profileの数量が27個あります。
    各Profileにパラメータでショートカットファイルを作っていて、さっと起動できるように
    したかったけど、パラメータは未対応だった。
    パラメータで分けたFirefoxのショートカットファイルを登録しても2個目から同じに認識
    され1つにまとまる。
    これでは意味がないです。
    できそうな感じだったのですが、できなかった。
    Firefoxのプロファイルランチャがありますが、これをつかうと、URLのショートカットで
    例えば、Googleのリンクのショートカットファイルをつくっていて、ALT+Gで開く
    ようにしていますが、Firefoxのプロファイルランチャで最後に選択下Profileで
    Googleのリンクのショートカットファイルが起動して開く。
    余計なProfileが増える。
    だからFirefoxのプロファイルランチャの代用を探しています。
    これは代用にならなかった。
    ランチャーとして普通に良いと思いますが、プログラムランチャーとしては、CLaunchがある。

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